新横浜公園生きもの観察日記390

観察日 : 2024年 2月16日(金)

場 所 : 大池、水路付近

生きもの: コガモ、トモエガモ、ミコアイサ、オオバン、モズ

記事作成: 阿部裕治(NPO法人鶴見川流域ネットワーキング)

 

 

 大池や岸辺で草を食べているのをよく見かけるオオバン。2羽が岸辺を歩き、スイセンの前でストップ。とても絵になるなと思い、撮影しました。組み合わせが変わると、いつも見る鳥も新鮮に思えますね。そういえば、今まで雄雌を気にしたことがなかったですが、この時期に2羽いるということはペアなのかもしれませんね。

近くの水辺では、多数のコガモとハシビロガモが羽を休めていました。排水門の方向に歩きながら、密生するオギやアシの隙間から大池の様子を探っていると、カモらしき鳥が1羽。コガモかなと思い双眼鏡で見ると、トモエガモの雄でした。頭部の黒、緑、白の模様が特徴的です。1月中旬に観察したときは、島の水辺でコガモの群れと一緒でした。

 越流堤前に来ると、ミコアイサの雄を発見。白黒模様が遠目でもよく目立ちます。今シーズンは、しばらく雌1羽でしたが、2月上旬に雄が飛来して一安心でした。

野球場そばの水路の柵にモズの雄。すぐに近くのクスノキへ飛んでしまったのですが、とまった場所を見ると、まるでブランコをしているよう。蔓にとまっているのかと思ったら、クスノキの枝でした。何がおきてこういうU字状の枝ぶりになるのか、不思議ですね。