田植え

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6月8日、新横浜公園北側園地田んぼで田植えイベントが行われました。このイベントは市民活動支援事業として、「鶴見川舟運復活プロジェクト」の皆さん方の主催により、今年で6年目となるイベントです。昨年は雨のため、イベントは中止となりましたが、今年は晴れて、田植え日和となりました。今年は、新横浜町内会の皆さん方のご協力もあり、田植えだけでなく、麦刈り、自然観察会、花苗の植え込みもプログラムとして行われました。
麦刈りは、昨年11月3日に行われた「舟からの観察会」のイベントで麦の種を播いたものを刈り取りました。その時は大麦と小麦を播いたのですが、大麦は5月中に実が熟してしまったため、関係者のみで麦刈りを行いました。そのため、この日は小麦の麦刈り体験です。鎌を使う作業なので、親が子に鎌の使い方を教えて麦刈りをしました。雑草が生える中、小麦を探して、夢中になって麦を刈りを楽しんでいました。
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自然観察会を挟み、花の植え込みを行いました。花植えの場所は、こちらも、新横浜公園市民活動支援事業として新横浜町内会の皆さん方に管理して頂いている「バタフライガーデン」です。あらかじめ、土を耕して頂いたので、子供だけでもできる作業です。自分が植えた花が大きくなるよう願いを込めて水やりまで自分達でやりました。
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そして、メインイベントの田植えです。昨年収穫した稲穂の一部を「鶴見川舟運復活プロジェクト」の皆さんが苗床に育て上げたものを使いました。伝統だけでなく、新横浜公園の稲も引き継がれていきます。田んぼ2区画で約1俵(60kg)のお米が収穫される予定です。今回植えたものは、すべてもち米で、収穫したもち米は町内会のイベント「餅つき」、ワラは「ワラヘビ作り」として活用されます。そして、親の代から子の代へ伝統が引き継がれます。
稲は、これから秋にかけて成長し、秋に見られる「黄金色の田園風景」を楽しみにしましょう。是非、稲が成長する経過も見に来てください。みなさんお疲れ様でした。
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