久々のヘイケボタル通信です。過去のブログもありますが、久しぶりであるため、簡単にこれまでの経緯をご紹介させていただきます。
新横浜公園市民活動支援事業の一つである「新横浜公園ホタルプロジェクト」は、初めは横浜ホタルの会さんによって「ホタルの里づくり」として活動が始まり、現在はNPO法人鶴見川流域ネットワーキングさん(以下TRネットさん)によって活動して頂いております。新横浜公園の水路にヘイケボタルを復活させようという目標を持って取り組んで頂いております。この活動は平成21年から始まり、今年で5年目となります。活動の一つとして、ヘイケボタルの幼虫を新横浜公園の水路に放流するイベントを行っていましたが、今年は、今まで放流したヘイケボタルが新横浜公園の水路に定着したかどうかを確認するため、あえて放流はしませんでした。しかし、4月の大雨による越流もあってか、今年の夏は残念ながらヘイケボタルを確認することが出来ませんでした。
そこで、来年以降の定着を目指し、本年度から、一部水路の維持管理も市民活動支援事業としてTRネットさんにお願いしています。
11月1日。ヘイケボタルが生息し易い環境を維持するために草刈りを制限していた水路を関係者のみで刈りました。夏の暑さから水温の上昇を防ぐために、草を伸ばして日陰を作っていましたが、夏が終わり暑さも落ち着いたので草を刈りました。
夏の暑さの後は冬の寒さが待っています。そのため、全て草を刈るわけではなく、冬の寒さを軽減させるため、北風を直に受けないよう水路の北側は少し植物を残します。
公園利用者の方にもっと新横浜公園のヘイケボタルについて知ってもらうため、11月17日(日)に参加者を募り、草抜き作業、水路の生き物調査を兼ねたヘイケボタルイベントをTRネットさん主催で行います。詳しくはTRネットさんのホームページをご参照ください。みなさんのご参加お待ちしております!