稲の脱穀

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10月31日、稲の脱穀を行いました。
鶴見川舟運復活プロジェクトさんに市民活動支援事業として北側園地の田んぼ管理を通じて、「地域の伝統文化を体験し、自然を学ぶ会」という名称で、田植えイベント、稲刈りイベントなど開催しています。
10月上旬に予定していた稲刈りは、雨天のため中止となってしまい、10月8日に関係者のみで稲刈りをしました。
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それから約3週間が経ちました。例年では2週間ほどで脱穀しますが、台風や雨に降られなかなか予定がつかず、結局月末まで引っ張る形になってしまいました。肝心の稲ですが、火曜日の雨もあり、まだ少し湿っていましたが、脱穀には問題ありませんでした。台風26号の時の大雨で鶴見川が越流し、稲も浸かってしまい、土埃が多く着いていましたが、籾殻(もみがら)に守られ、中のもち米は大丈夫でした。ちなみに脱穀機は、4年前に助成金の中から購入したもので、いまだ健在です。脱穀機だけでは取りきれない部分は手作業でとります。米と細かいワラを分ける作業も手作業です。
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収穫量は例年同様、約60kg程度だと思われます。地域の町内会でこのもち米を使い餅つきをしたり、ワラを使ってワラヘビ作りをしたり、地域の伝統のために有効活用されます。
近年ではなかなか体験できないようなイベントを毎年開催して頂き、参加者の方々にはいつも満足して頂いております。これも鶴見川舟運復活プロジェクトのみなさんのおかげです。この日の脱穀作業もお疲れ様でした。
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次は、11月9日に(仮称)大池に舟を浮かべる舟運船のイベントが開催されます。当日参加も可能ですので、皆さんも是非新横浜公園に足を運んで乗船体験をしてみて下さい。
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昨年の「舟からの観察会」の様子