新横浜公園では、水と緑豊かな環境を生かし、未来を担う子どもたちに体験授業を行っています。今回は、「食育」についての体験授業を行いました。
「食育」とは、食を通して市民の健康や豊かな人間性を高め、元気で健康な生活を推進・啓発していくことです。「食育」について横浜市は食育推進計画を策定し、力をいれています。横浜市は大都市でありながら、実は農業が盛んな都市でもあり、教育の場でも地産地消を推進しています。
そこで、新横浜公園でも農家の方の協力を得て、食育を推進するため、農作物の体験授業を行いました。体験内容は、日産スタジアムに近い小机小学校の2年生111名にサツマイモ・サトイモの植え付けを行いました。昨年同様、2年目の活動です。
最初に横浜の農作物の話をしました。元気いっぱいの2年生たちはしっかり聞いてくれました。そして、植え方の説明をしました。
次にサツマイモの植え付けです。あらかじめ、公園スタッフが作った畦にサツマイモの苗を挿していきます。割り箸を使って1人3本、スタッフと一緒に植えていきました。元気に育つように願いを込めて、一つひとつ丁寧に植えました。
最後にサトイモを1人に一つ種芋を配り、穴の開いたところに、芽が上に来るように入れ、土を被せていきました。こちらもすくすく育つように願いを込めて植えました。
今回植えたサツマイモの苗は瀬谷区の農家の方、サトイモの苗は港北区の農家の方からご提供いただきました。また、今回の植え付け作業のサポートスタッフとして、新横浜公園の職員だけでなく、日産スタジアム運営ボランティアの方々にもご協力いただきました。皆さんありがとうございました。
そして、小机小学校2年生の皆さんお疲れ様でした。次回は、夏に雑草抜きと農家の方のお話を予定しています。それまでに苗が元気に育ってくれるよう、皆さま温かく見守ってくださいますよう、よろしくお願いいたします。