11月8日(日)に「舟からの自然観察会」が開催されました。このイベントは、新横浜公園市民活動支援事業として活動している「鶴見川舟運復活プロジェクト」と「新横浜町内会」の2団体が主催のコラボイベントです。
この日はあいにくの雨で当初予定していた「舟からの自然観察会」はいったん中止し、その分バタフライガーデンでの花植えと新横浜公園内の自然観察会の時間を長くしました。
今回バタフライガーデンに植えたのはノースポールとスイートアリッサムです。参加者は軍手を付けて、一つひとつの苗を丁寧に植えました。植え替えた直後は花の根が乾燥しやすいため、花にとっては嬉しい雨になりました。
花を植えている途中で雨が弱まってきたため、急遽舟からの観察会を行うことにしました。今年で8年目となるこのイベントは、元々は物資の運輸に舟が使われていた鶴見川の伝統文化を継承することが一つの目的です。当時の舟を復元した「舟運丸」「たちばな」に乗って普段は入れない場所から、普段は見られない景色を見る貴重な体験となりました。
乗舟の順番待ちをしている間も新横浜公園で見られる鳥や植物の解説がありました。「冬鳥・夏鳥・旅鳥とは?」、「きりたんぽのような植物は何?」普段街中では見られない動植物の紹介を大人も興味深々で聞いていました。
今回は雨のため参加人数が少なかったですが、来年は多くの人に参加してほしいと思います。また、今回植えた花が成長する姿を見に新横浜公園に来てください。