新横浜公園では、水と緑豊かな環境を生かし、未来を担う子どもたちに様々な体験授業を行っています。今回は、食に対する感謝の気持ちと理解を深めてほしいという思いから、「食育」についての体験授業を五月晴れの空の下行いました。
横浜市は食育推進計画を策定し、様々な経験を通じて「食」に関する知識と「食」を選択する力を習得し、健全な食生活を実現することができる人間を育てることとしています。大都市でありながら横浜市は、実は農業が盛んな都市でもあり、教育の場でも地産地消を推進しています。
新横浜公園でも、食育を推進するため、新横浜公園に近い小机小学校の2年生106名全員とサツマイモ・サトイモの植え付けを行いました。今回で5回目の実施となりました。
最初に横浜の農作物の話を聞き、植え方の説明を行いました。どのように植えれば育つのか、みんな真剣に耳を傾け、積極的に質問もしていました。
次にサツマイモの植え付けです。あらかじめ、公園スタッフが作った畦にサツマイモの苗を挿していきます。苗を深くまで植えられるように割り箸を使って1人3本、スタッフと一緒に植えていきました。元気に育つように願いを込めて、一つひとつ丁寧に植え、用意してきたペットボトルを使って、たっぷりとお水をあげました。
最後にサトイモの種芋を1人に一つずつ配り、穴の開いたところに、芽が上になるように入れ、土を被せていきました。こちらもすくすく育つように願いを込めて植えました。
今回の植え付け作業のサポートスタッフとして、公園スタッフだけでなく、日産スタジアム運営ボランティアの方々にもご協力いただきました。皆さんありがとうございました。
そして、小机小学校2年生の皆さん、暑い中本当にお疲れ様でした。次回は、6月に雑草抜きを予定しています。それまでに苗が元気に育ってくれるよう、皆さんも温かく見守ってください。よろしくお願いいたします。