新横浜公園メールマガジンにて6月14日(金)~11月8日(金)まで毎週金曜日配信予定の「ラグビーコラム」をまとめて記事にしました。今後も随時まとめていきますので是非ご覧ください。
【第5回テーマ:「独自の文化(1)ラグビーとビール」】
海外のラグビーファンのビールを飲む量はサッカーファンの約6倍なのだそうです。スタジアム周辺イベントで試合が始まる前から試合後まで飲み続けるから6倍の量も納得です。昨年、当競技場(日産スタジアム)で開催されたブレディスローカップでは冷えたビールが売り切れた後、常温ビールも構わず買い求めていらっしゃいました。大会組織委員会が全国の各開催都市に「品切れ注意」を呼びかけるほど重要な要素になっています。ワールドカップは44日間の期間中、総試合数48、連日開催されることも多いです。ファンのみなさま、休肝日も設けながら楽しく飲んで観戦しましょう!
【第6回テーマ:「独自の文化(2)ルーティン・アイスバス」】
ワールドカップ前回大会で注目を集めた五郎丸選手のルーティンは正確なキックのためのものでしたね。イングランド代表オーウェン ファレル選手のキックボールの軌道をイメージするような目線を動かすルーティンは今大会も期待してしまいます。多くのラグビー選手の練習後や試合後のルーティンに「アイスバス」があります。大きなポリバケツにすっぽり浸かっている様子を見たことがないでしょうか。冬でも氷入りの水風呂に入るとは驚きました。筋肉の炎症をアイシングして疲労回復を図っているのですね。私は水シャワーでとても簡易にしてしまいますが、スポーツをされる方は、ラグビー選手にならって小さなバケツなどででもふくらはぎまでアイシングするとよいと思います。
【第7回テーマ:「独自の文化(3)キャプテンズラン」】
試合前日練習のことを「キャプテンズラン」といいます。キャプテン主導で最終調整をするというラグビーならではの用語ですね。グラウンドでは選手達が決断するスポーツであり、最終決定権はキャプテンにあります。観客席かボックスにいる監督は基本的には試合前やハーフタイムに指示出しをします。試合中の選手交代などはマイクでスタッフに伝え、スタッフがジャッジに伝えています。前回大会の南アフリカ戦の名勝負で有名な話がありましたね。試合終了間際、エディ ジョーンズ監督はペナルティゴールを指示。キャプテンのリーチ マイケルはスクラムを選択。ペナルティゴールでの引き分けではなくトライでの逆転を選択し、見事大金星をつかみましたね。世界中のラグビーファンが称賛した歴史的な試合でした!
【第8回テーマ:「田んぼのかかし(新横浜公園イベント紹介)」】
横浜国際総合競技場(日産スタジアム) を中心施設とする新横浜公園は、スタジアムスタンド下にプール、園地に野球場、球技場、バスケットボール広場、スケボー広場他を有する運動公園ですが、テニスコートの先にはなんと「田んぼ」があります。昨年の夏には、ラグビー日本代表ブレイブ・ブロッサムズ風「ラグビーかかし」が登場しました。今年もスタジアムボランティアさんが主管するかかし作りイベントが開催されます。ボランティアさんと参加者のみなさんで、稲を鳥から守り、ラグビーワールドカップ2019TMを応援するかかしを作ります。大会期間中、ぜひ新横浜公園を散策してみてください。そして、かかしに会いに田んぼにも足を延ばしてみてくださいね。
第9回からは、横浜国際総合競技場(日産スタジアム)で行われる試合に出場する国をご紹介していきます。
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