芝生観察日記の第百十八話です。
令和三年3月24日(水)
<~ Road to 2019&2020 ~>
明日、国際親善試合、日本代表 対 韓国代表の試合が19時20分に開催される予定です。
もともとは、FIFAワールドカップアジア2次予選のミャンマー代表との公式戦が予定されていましたが、ご承知の通りミャンマーの国内情勢が不安定なため6月に延期となり、急遽親善試合として宿命のライバルである韓国代表との親善試合開催の運びとなりました。
新型コロナウイルス感染症対策でピリピリしたスタジアム内では、着々と明日の試合に向けた準備が進んでいます。
日産スタジアムで開催される日韓戦は、今回で3回目。最初の対決は1998年3月に遡ります。日産スタジアムが横浜国際総合競技場として開場した際、こけら落しの大会として開催されたダイナスティカップです。この時、日本代表は2対1で韓国代表を破りました。積雪により開催が危惧されましたが、アンダーヒーティングで雪を溶かし、最新スタジアムとして話題となったことを記憶しています。当日は、足元が悪い中でしたが、59,380名の観衆が詰めかけました。
2回目は、それから5年後の2003年12月に第一回として開催された東アジア選手権です。この大会は現在のE-1サッカー選手権です。当初は5月末から6月に開催を予定していましたが、「SARSウイルス」の影響で12月に延期されました。この時の試合は、0対0の引き分けでした。
現在、日本代表は韓国代表にE-1選手権で2連敗中のようですが、日産スタジアムでの戦績は、1勝1分けと相性がいいので、明日も良い試合をしてくれると期待しています。
ピッチは、14日にJリーグが行われましたが、今日までに刈込みや液肥散布、硬度を調整するためバーチドレンを掛けるなど準備を進め、この時期としては素晴らしい状態に仕上がりました。
明日は、親善試合ですが、日韓戦はそういう雰囲気ではありません。きっと激しい試合となるでしょう。