観察日 : 2017年 7月6日(木)
場 所 : 投てき練習場周辺
生きもの: クワカミキリ、ゴマダラカミキリ
記事作成: 横山大将(NPO法人鶴見川流域ネットワーキング)
九州では大雨が降り、関東では渇水かと思いきや東京では雹が降り、と異常な気候が続いていますが、昆虫たちは夏本番に向けて続々と姿を現してきています。昆虫好きには良い季節になってきましたね!!今回は、昆虫の中でも人気の高いカミキリムシの仲間を2種紹介していきたいと思います。
まずは、前回の記事でも紹介しましたが、このコです。
クワカミキリ
クワカミキリです。今回は、私が20ウン年生きてきた中で、カミキリムシに関する初体験を写真のクワカミキリがさせてくれました。何かというと・・・全力で耳たぶを噛まれました(泣)。中型種といえど噛む力はその名の通り「噛み切り虫」。流血沙汰にこそなりませんでしたが、大の大人が「おっ!」と声を上げる程度には痛かったです。まあ、話のネタを提供してくれたので感謝感謝、ですね。(皆さんは噛まれないよう注意してくださいね!)
次は、このクワカミキリより若干小さめの種類。名前はゴマダラカミキリといいます。見た目そのままの名前ですね。このゴマダラカミキリ、私が小さい頃は実家の周辺で頻繁に、夏場ならそれこそほぼ毎日見ていた昆虫で、私を昆虫の世界に導いた(陥れた?)張本人といっても過言ではないほどです。ですが、横浜に越してきてから見かける機会がほとんどなかったのですが、久しぶりに会えました。なんだかホッとしました。しかし、公園で大人が1人虫を片手にしみじみしていると、おまわりさんを呼ばれかねないので、写真だけ撮って、さっさと撤退しました。
ゴマダラカミキリ
夏は観察には良い季節ですが、スズメバチ等の危険な生きものも活発になる時期なので、充分気をつけて、野外活動を楽しんでくださいね!