8月27日(日)、「新横浜公園四季折々のいきもの観察会」(協賛:株式会社春秋商事)の3回目の観察会が行われました。
今回は「何がとれるかな?新横浜公園魚とり」と題して、水にいるいきものがテーマです。
講師は特定非営利活動法人鶴見川流域ネットワーキング(以下npoTRネット)さんです。
まずは、このイベントについての説明がありました。一昨年実施した際には大物の雷魚(カムルチー)を観察することができたこと、また、スズメバチに遭遇した時の対処法など、自然を観察するときに大切なお話がありました。
みんな説明をしっかり頭に入れて、どんないきものに出会えるのか期待を持ちつつ、早速公園内での観察会です。早速、池のいきものがいるポイントに行きました。
ポイントには定置網をしかけていましたが、池の中にズカズカと入っていってしまうと、魚たちが逃げていってしまうため、最初に投網をしました。
見事な投網!!
慎重に引き上げていくと・・・
投網で、「コイ」「ヘラブナ」「ブルーギル」を観察することができました。
コイ
ヘラブナ(ゲンゴロウブナ)
ブルーギル
続いて、定置網を引き上げました。
定置網の様子
何が入っているかな?
引き上げていくと、参加者から「カメーーーー!!!」と大きな声が挙がりました。たくさんカメが入っていたようです。
カメがいっぱい!
カメがいっぱい!!!
モツゴ
大物の魚は入っていませんでしたが、かわいらしいモツゴが入っていました。
カメは「ミドリガメ」「クサガメ」を観察することができました。
ミドリガメ
クサガメ
クサガメは漢字で書くと「臭亀」というそうです。外敵に襲われると、臭腺から生ゴミのような匂いをだします。参加者はクサガメのにおいを「くさい!!」と言いながら積極的に嗅いでいました。
続いて水路でのザリガニ釣り体験です。
参加者は釣り竿を使ってザリガニ釣りをしました。
釣れるかな?
釣り竿(約50cm)
糸の先にはスルメがついています
ザリガニはスルメのにおいにつられてやってくるそうです。参加者は次々にザリガニを釣っていました。
釣れました!
アメリカザリガニ
参加者の方々はまだまだ釣りたそうでしたが、ここでお時間になってしまいました。
今回も多くのいきものを観察することができました。
次回の四季折々のいきもの観察会は9月30日(土)開催です。この日は、新横浜公園の生きものみっけをします。皆様のご参加をお待ちしております。観察会の様子はまた、ブログで紹介します。
この「新横浜公園四季折々のいきもの観察会」は年5回の観察会を予定しており、株式会社春秋商事様にご協賛いただいています。また、鶴見川流域ネットワーキングさんに講師を依頼しています。
なお、今回観察会のために特別に定置網の設置・投げ網を行いましたが、普段は無断での定置網の設置等は禁止となっております。また、公園内で捕まえたいきものは放してあげるなどの配慮をお願いいたします。