観察日 : 2019年 4月16日(火)
場 所 : 大池周辺、園内水路周辺
生きもの: ナナホシテントウ(幼虫)、アオサギ、カルガモ、ツグミ、スズメ
記事作成: 横山大将(NPO法人鶴見川流域ネットワーキング)
ここ数日、暖かい日が続いていますが、まだまだ朝晩は気温が下がり、なかなか体調が安定しません・・・。ですが、生きものたちは朝晩の寒さにも負けず、元気な姿を見せてくれています。
今回はいつもと時間を変えて、夕方に観察を行ってみました。やはり夕方は肌寒く、昼に多く見かけるチョウ類は見られません。ですが、足元を見てみると、ある昆虫がせっせとエサを食べていました。
アブラムシを食べるナナホシテントウ(幼虫)
モゾモゾと動いていたのは皆さんご存知のナナホシテントウの幼虫でした。食べているのはアブラムシです。幼虫も成虫も見た目が愛らしく、アブラムシをエサとするところから、一般の方からも農家さんからも益虫として人気の高い(?)昆虫です。しばらく観察を続けていると、こちらに気がついたのか、ゆっくりと葉っぱの裏に隠れてしまいました。
その後、大池の周りを歩いていると、エサを探す鳥たちが多く見られました。
エサを探すアオサギ
仲良くエサを食べるカルガモ
ブログに登場する頻度の高い普通種の鳥たちですが、見れば見るほど渋い色合いが良いですね。ちなみに、アオサギはこの後ブルーギルのような魚を捕まえていました。(写真は撮れませんでした・・・。)
日も沈み、だんだん暗くなってきました。水路沿いを見てから駅に向かおうと思い、少しだけ観察を続行することにしました。すると、仲間たちとどんな会話をしているのかはわかりませんが、小鳥たちのさえずりが聞こえました。
さえずるツグミ
仲間たちと群れていたスズメ
ツグミは、もう1羽が近くにやってくるとなぜか追っかけ回していました。そしてそのまま遠くへ飛んでいってしまいました。何がしたかったのかは謎のままです。スズメは、皆で何かを相談しているようでしたが、こちらに気がつくと一斉に逃げてしまいました。
春になり、生きものたちの活動も活発になってきました。花粉症対策を万全にして、新横浜公園でのフィールドワークをお楽しみください!
きれいな夕日だったのでついでに一枚