来週梅雨明けが見込まれますが、今年の梅雨は例年より長いです。
また、長いだけでなく、雨が降る日が多く降る雨量も多くなっています。
植物は太陽の光で光合成をして養分を蓄えますが、今年の梅雨は日射量が少なく、十分に成長できない植物が多いと思います。
そんな中、勢いよく成長している植物もいます。
新横浜公園U字橋花壇に植栽しているサンパチェンスです。
水を好むサンパチェンスは多くの水をあげると、その分大きく生長します。
高さは50cmほどですが、まだまだ成長途中です。
夏の暑さにも強く、春から秋まで長い期間、多くの花を咲かせて公園を彩ってくれますが、サンパチェンスは見た目だけでなく、環境浄化植物として、環境にも良い植物です。
光合成をするときに、二酸化炭素を吸って酸素を吐き出しますが、他の植物に比べ二酸化炭素を吸収する量が多いとされています。また、自動車の排気ガスに含まれる大気ガス(二酸化窒素)やシックハウス症候群の原因ともなるホルムアルデヒドを吸収してくれます。
見た目も綺麗で、環境にも良い優れた植物です。環境に良い植物を植栽し、公園としても環境改善に貢献できればと思います。
梅雨が明けると夏本番になり、猛暑になる日も増えてきます。
こまめに水分補給をして、熱中症に気を付けましょう。