2002FIFA ワールドカップ™の決勝戦会場(ファイナルスタジアム)であり、横浜F・マリノスのホームスタジアムである日産スタジアムの芝生を体感できるツアーを開催しました。このイベントは平成20年度より毎年この時期に開催しております。
今年度より新たに導入されたデジタルサイネージが皆様をお出迎えしました。縦2m・横3.6mほどの大型ディスプレイです!早速記念撮影をしていました。
スタンドのVIP席で日産スタジアムのグリーンキーパーから芝生のお話しを聞いた後、普段なかなか入ることができない記者会見場や特別観覧席(スカイラウンジ)、Jリーグや国際大会等で選手が実際に使用しているロッカーなどを見学しました。
FIFAアンセムに合わせてピッチに入場し、選手になった気分で楽しんでいました。
芝生の上では、様々なポーズでの記念撮影や、天然芝の感触を味わっていました。
参加者の方々からは、「めったにできない貴重な経験でした」「ロッカールームなど裏側も見れてアガりました」「家族でのとてもよい思い出になりました」などの感想をいただきました。
本イベントの実施にあたり、港北区体育協会様のご好意によりラグビーボールをお借りしました。参加者は芝生の上でパス回し等を楽しむことができました。港北区体育協会の皆様、本当にありがとうございました。
今後も日産スタジアムで楽しんでいただける企画を行ないます。HP・メールマガジン等でお知らせしますので、ぜひご確認ください。
現在、新横浜公園(日産スタジアム)では「こいのぼり」約200匹が元気に泳いでいます。
今年は、241匹(72件)のこいのぼりを寄贈いただきました。
泳いでいる様子を遠くから眺めていだたくのはもちろん、1匹1匹表情の違うこいのぼりを、近くでゆっくり眺めながら楽しんでいただくのもオススメです。
4月26日(木)には、近隣の保育園のみなさんが作った「こいのぼり」の掲揚式を行いました。掲揚式には保育園のみなさん、横浜F・マリノスの公式チアリーディングチーム「トリコロールマーメイズ」のみなさん、公益財団法人横浜市体育協会のキャラクター「キャプテンわん」が遊びに来てくれました。
保育園のみなさんが1人ずつポールのハンドルを回して「こいのぼり」を揚げていきます。
こいのぼりの歌を元気よく歌った後にはトリコロールマーメイズのみなさんとダンス!
保育園のみなさんが作った「こいのぼり」は、横浜市スポーツ医科学センターのホールに飾っています。
こいのぼりは5月7日(月)までお楽しみいただけます。
新横浜公園では新緑の木々が気持ちよく、花も咲き始めました。
ぜひ、この機会に日産スタジアム・新横浜公園へお越しください。
スタッフ一同お待ちしております。
観察日 : 2018年 4月15日(日)
場 所 : 園内遊具広場周辺、第3駐車場周辺
生きもの: ニッポンヒゲナガハナバチ、オカダンゴムシ
植 物: ヤセウツボ
記事作成: 横山大将(NPO法人鶴見川流域ネットワーキング)
先月9日に鶴見川の水が遊水地に越流してから早1ヶ月。暖かい日が続き、日によっては真夏日目前という異常な暑さに私は少し参っていますが、生きものたちは日向ぼっこをしたり、元気に動き回っていたりと、活発になってきました。今回は久々に私の好きな昆虫も含め、春に見られる生きものをご紹介させていただきたいと思います。
まずは、奇妙な植物、「ヤセウツボ」です。
「これ、なんだ?」約4年前、初めてこの植物を見た時はこう思いました。図鑑やインターネットで調べたり、植物の知識豊富な方々にお聞きすると、ヤセウツボというマメ科やキク科植物に寄生する植物だということがわかり、「寄生」という生態の植物がこんな身近にあるということにとても驚きました。この植物には葉緑素がないため、全体的に薄い紫色~褐色をしています。花の形状も唇形で、その形のまま人間大のサイズにしたらSF映画にでも登場しそうなデザインです。しかし、大きく育っても50cm前後くらいだそうで、一般に見かけるのは15~20cmくらいです。元々は南ヨーロッパ原産で、牧草に紛れて1930年頃に日本に入ってきたようです。牧草や農作物に寄生すると、その成長を阻害するため、環境省の外来種旧カテゴリでは要注意外来生物に指定されていました。
続いては、新横浜公園で普通に見られるミツバチの仲間、「ニッポンヒゲナガハナバチ」です。
タンポポの花粉を集めに来たのか、そちらに夢中で全くカメラを気にしていませんでした。写真のように触角が長いのはオスで、メスは短いです。全然「ヒゲナガ」ではないので、別種のように見えます。写真の個体はオスで花に夢中になっていたため大丈夫でしたが、メスは他のハチと同様に針を持っていますので、刺されないようご注意下さい。
最後は、子どもたちの良き遊び相手、「オカダンゴムシ」です。
大変身近な生きもので、子どもの頃に、たくさんつかまえた経験のある大人の方も多いのではないでしょうか?ですがこのオカダンゴムシ、実は外来種といわれています。原産はヨーロッパで、明治時代に船の積み荷に混じって日本に入ってきたとされています。ただ、外来種とはいっても、特別悪さをするわけではないので、必死に駆除する必要はありませんのでご安心下さい。庭先のプランターや石の下など、様々な場所で見られる生きもので、落ち葉や枯れた植物、小動物の死骸などを食べて分解し土に還してくれる「分解者」です。このおかげで、土が良くなり、多くの生きものたちが暮らしていけるようになる、といっても過言ではないでしょう。ダンゴムシや、よく似たワラジムシは、生きものたちのつながりの基盤を支えるという大変重要な役割を担う、「縁の下の力持ち」的存在なのです。
暖かい日が増え、生きものたちの活動も活発化してきました。しかし、ハチやヘビといった毒を持つ可能性のある生きものもそろそろでてくるので、充分に注意してフィールドワークをお楽しみ下さい!
観察日 : 2018年 4月6日(金)
場 所 : 中央広場周辺
生きもの: カルガモ、タネツケバナ、キュウリグサ、コメツブツメクサ
記事作成: 阿部裕治(NPO法人鶴見川流域ネットワーキング)
いつもは北側園地の様子を観察してお届けしていますが、3月9日の鶴見川から多目的遊水地への流入で土砂が多く入り込み、園内の清掃、利用再開に時間がかかっているため、今回は中央広場周辺で観察しました。
中央広場とスケボー広場の間には、大池から入り込んできている水辺があり、カルガモが2羽いました。手前は全体的に羽色が暗いのでオス、奥は明るいのでメスでしょう。アシの芽生えが目隠しになって、リラックスしているようでした。これから繁殖の時期、無事にたくさんの子ガモを孵して育ててほしいですね。
水辺では、小さな白い花を咲かせる植物も見つけました。タネツケバナ(種漬花)です。お米の種子である種もみを水に漬けるころに花が咲くことからそう呼ばれています。アブラナ科の植物なので、ぱっと見るとナズナによく似ています。
堤防の斜面には、キュウリグサとコメツブツメクサが咲いていました。キュウリグサは、葉をもむとキュウリの匂いがするので、名前の由来になっていますが、私はあまりそう感じたことがありません。ワスレナグサと同じムラサキ科で、花の形がよく似ています。つぼみのついている花序がクルっと巻いているのが特徴です。写真ではわかりにくいのでぜひ、探して自分の目で確認してください。
コメツブツメクサ(米粒詰草)は、マメ科の植物でシロツメクサと同じように小さな花がたくさん集まってついています。黄色いのでわかりやすいですが、コメツブよりもっと多く花がついているクスダマツメクサ(薬玉詰草)が混じっているときもあります。同じように大きさで対比して名づけられた植物で身近なものには、カラスノエンドウとスズメノエンドウというのもありますね。
中央広場は北側園地ほどじっくり見てきたエリアではなかっただけに、目を向けるといろいろな発見、観察をすることができました。
皆さんこんにちは。3月23日に新横浜公園でも開花が確認されました。約1週間が経過してほぼ満開になっています。開花日以降暖かい晴天の日が多く、25日からは連日20℃を越える汗ばむような日が続いているため、遅れ気味だった『ヨコハマヒザクラ』も見頃となっています。
新横浜公園標準木
ほぼ満開になりました
園内に1本だけあるヨコハマヒザクラ
濃いピンク色が鮮やかです
春休みに入ったこともあり、平日にも関わらず多くの方が花見を楽しまれています。気候のよくなってきました。今週末は多くの来場者が予想されています。
新横浜公園の標準木(日産フィールド小机脇)のソメイヨシノ
ご家族で木の下でのピクニックは如何でしょうか
北側園地の桜も見頃となっていますが復旧作業のため、開放できない状態が続いて申し訳ありません。大変ご迷惑をお掛けしますが、ご理解のほどよろしくお願い申し上げます。
堆積している汚泥
水洗いしています
量の多い泥は人力で集めています
水路も埋まってしまっています
バキュームで吸い取っています
芝生の中に入った泥を掻きだしています
北側の桜も咲き始めています
観て頂けないのが残念です