麻生養護学校元石川分教室インターンシップ実習受入れも、今年で3年目を迎えます。
今回の活動より実習の受入れ趣旨に賛同していただきました株式会社サカタのタネ様より、花苗(マリーゴールド)600ポットのご提供をいただき、5月21日(月)に新横浜公園中央広場10箇所の花壇の植替え作業を行いました。
今回、日産スタジアム運営ボランティア(グリーン&クリーン部会)の7名の方々にも実習のお手伝いをいただきました。
最初に、生徒代表佐藤さんから朝のご挨拶をいただき実習をスタート。
3グループにわかれて、前回実習で植えていただいたナデシコ撤去作業。
生徒さんは花抜き、整地はボランティアさんにしていただき花植えの準備完了。
サカタのタネ寺山さんによるマリーゴールド植え付け作業説明を真剣に聞いている生徒の皆さん。
生徒さんによるマリーゴールド花植え作業
植え付けが終わったら、皆で協力して植えた花の水やりを行いました。
看板を設置して麻生養護学校の協力を公園利用者の皆さまに周知
生徒さんが丁寧に植え付けてくださったマリーゴールドは、中央広場にあります。
また、新横浜公園には、他にもいろんな種類の花や樹木が植えられています。是非そちらも一緒にご覧になってください。
次回の実習は、秋に行う予定です。
麻生養護学校元石川分教室の皆さん、ありがとうございました。
協賛企業
観察日 : 2018年 5月16日(水)
場 所 : 大池、園内水路付近
生きもの: オオバン、オオヨシキリ
植 物: ネズミホソムギ、トウダイグサ
記事作成: 阿部裕治(NPO法人鶴見川流域ネットワーキング)
大池の水面にはヒシの葉が広がりはじめ、今年も夏がすぐそこだなと一年の速さを実感します。黒い鳥のオオバンは5羽残っていて、せっせとヒシを食べていました。決して器用<俊敏>とはいえないしぐさ<行動>に一生懸命さを感じ、年々愛着が増していきます。
冬場大池を賑わせていたカモたちもほとんどは北の繁殖地へ移動し、今は留鳥のカルガモのみ。
去る鳥と反対に日本にやってくる鳥、オオヨシキリは、1羽確認することができました。この辺りでは5月上旬くらいになると見られる夏鳥です。いつもはアシのてっぺんで得意げに「ギョギョシギョギョシ」と鳴くオオヨシキリですが、まだアシが高く育ってないので、木の上の方や茂みに出たり入ったりしながら鳴いていました。今年は水路のオオヨシキリエリアで繁殖してくれることを期待します。
歩いていると鼻がムズムズしてきました。<次は植物を2種紹介します> まずは、足元にはこの時期私の一番の大敵、ネズミホソムギがあったのです。いろいろな花粉症持ちですが、この草が一番ひどいかもしれません。この中で草刈りをすると目のかゆみ、涙、鼻水、くしゃみの花粉症オールスターズで全く仕事になりません。ネズミムギとホソムギは、明治時代に牧草として導入され、両種は雑種ができやすいということですが、ネズミホソムギは人為的に交配したものを日本に入れたのではと考えられています。麦踏みを秋や冬に行うように、鶴見川沿いなどで秋から冬の間、青々と生えている草があればほぼネズミホソムギと思ってよいと思います。みなさんもネズミホソムギの花粉症にはお気をつけください。
もうひとつご紹介したいトウダイグサは、漢字で「燈台草」と書くように、植物の形が油を入れた皿を置く照明器具の燈台に似ていることからきています。「灯台下暗し」は、岬などにある灯台ではなく、照明器具が正解。周りは明かりで照らされるが、真下は皿の影になって暗いためです。トウダイグサを知るまでは、私も普通に海の灯台だと思っていました。今後もおもしろい植物など紹介していきたいと思います。
新横浜公園では、水と緑豊かな環境を生かし、未来を担う子どもたちに様々な体験授業を行っています。今回は、食に対する感謝の気持ちと理解を深めてほしいという思いから、「食育」についての体験授業を五月晴れの空の下行いました。
横浜市は食育推進計画を策定し、様々な経験を通じて「食」に関する知識と「食」を選択する力を習得し、健全な食生活を実現することができる人間を育てることとしています。大都市でありながら横浜市は、実は農業が盛んな都市でもあり、教育の場でも地産地消を推進しています。
新横浜公園でも、食育を推進するため、新横浜公園に近い小机小学校の2年生106名全員とサツマイモ・サトイモの植え付けを行いました。今回で5回目の実施となりました。
最初に横浜の農作物の話を聞き、植え方の説明を行いました。どのように植えれば育つのか、みんな真剣に耳を傾け、積極的に質問もしていました。
次にサツマイモの植え付けです。あらかじめ、公園スタッフが作った畦にサツマイモの苗を挿していきます。苗を深くまで植えられるように割り箸を使って1人3本、スタッフと一緒に植えていきました。元気に育つように願いを込めて、一つひとつ丁寧に植え、用意してきたペットボトルを使って、たっぷりとお水をあげました。
最後にサトイモの種芋を1人に一つずつ配り、穴の開いたところに、芽が上になるように入れ、土を被せていきました。こちらもすくすく育つように願いを込めて植えました。
今回の植え付け作業のサポートスタッフとして、公園スタッフだけでなく、日産スタジアム運営ボランティアの方々にもご協力いただきました。皆さんありがとうございました。
そして、小机小学校2年生の皆さん、暑い中本当にお疲れ様でした。次回は、6月に雑草抜きを予定しています。それまでに苗が元気に育ってくれるよう、皆さんも温かく見守ってください。よろしくお願いいたします。
明治安田生命J1リーグ第15節V・ファーレン長崎戦翌日の5月20日(日)に、日産スタジアム"選手と体験ツアー"を開催しました。今回は「金井 貢史選手」「吉尾 海夏選手」を迎えてのツアーです!
入場すると早速、参加者のみなさまをデジタルサイネージがお出迎えしました。縦2m・横3.6mほどの迫力のディスプレイです!
参加者の皆様はVIP席に座り、グリーンキーパーによる「芝生のここだけの話」に耳を傾けていました。
その後、記者会見場に移動しました。
ここで、横浜F・マリノスの「金井 貢史選手」「吉尾 海夏選手」が登場。参加者ひとりひとりとハイタッチをしました。
記者会見場では「試合のゲン担ぎについて」や「ストレス発散はどのようにしているのか」など様々な質問が出ました。
ここで選手からのサプライズです!選手とじゃんけんをして勝ち抜いた方に選手サイン入りのグッズをプレゼントしていただきました。
じゃーんけーんぽんっ!!
続いて選手になりきってピッチ入場し、選手を中心に集合写真を撮りました。
「3.2.1・・・カシャ!!」
次にみなさんお待ちかねの選手プレー体験です。選手とのP.K.対決やフリーキックの壁になっていただきました。
金井選手のフリーキック
吉尾選手も壁に!?
日産スタジアムでは、今後も選手と共にスタジアムを体験できる企画を行ないます。 実施の際は、HP・メールマガジン等でお知らせしますので、ぜひご参加ください。
こどもの日の恒例イベントとなった「JA全農チビリンピック2018」が、今年も日産スタジアムで開催されました。
今年はチビリンピック40周年、会場が日産スタジアムとなって20回目という節目の大会となりました。
「トラック種目(50m・100m走、ミニマラソン、親子マラソン)」「8人制サッカー」の各競技と、「カローリング体験」や「イベントスペース」など、どなたでも気軽に立ち寄れるイベントがたくさんの「お楽しみ広場」へ、多くの方々のご来場がありました。
開会式では主催者挨拶の後、聖火台への点火セレモニーがおこなわれました。
最初の種目は親子マラソン。親子で手をつなぎ、元気よくスタートしていきました。ゴールではゲストの高橋尚子さんがハイタッチでお出迎え!
例年、お楽しみ広場でおこなわれていた玉いれ・くす玉割りも今年はスタジアム内でおこないました。
ゲストも交じり、真剣です。くす玉の中からは「Qちゃんお誕生日おめでとう」の垂れ幕が登場!
こちらもチビリンピックおなじみのセレモニーとなりましたね。
50m、100m走ではこども達の真剣な眼差しが印象的で、大会新記録も続々と生まれました。
3日から日産フィールド小机・第2運動広場で開催されていた「8人制サッカー大会」。今年から出場チームが増え、各地区大会を勝ち抜いた全16チームが、優勝を目指し、熱戦を繰り広げました。
惜しくも決勝進出とはならなかったチームによるフレンドリーマッチには、なんと横浜F・マリノスの選手がサプライズ登場!ゲームに加わり、こども達とのプレーを楽しんでいました。
サイン入りミニボールの観客席への投げ入れもおこないました。ご協力いただいた選手の皆さん、ありがとうございました!
そして、日産スタジアムに会場を移しておこなわれた決勝戦。ゲストの北澤豪さんによる特別解説もおこなわれました。PK戦にまでもつれこむ熱戦の末、見事優勝を飾ったのはレジスタFC(埼玉県)の皆さん!
おめでとうございました!
お楽しみ広場では、JA全農さんによる地産地消をテーマにした飲食品の販売スペースや、カローリング体験コーナー、イベントブースが開催され、こちらも大勢の人で賑わっていました。
今年も大勢のゲストの皆さんにご参加いただき、各競技を通じて、スポーツの面白さや体を動かすことの楽しさをお伝えすることができたのではないかと思います。
ご参加いただきましたゲストの皆さん、ありがとうございました!
チビリンピックに参加した子ども達の中から、将来のオリンピアンが誕生することを期待しています。
そして、来年も多くの方にご来場いただけますよう、スタッフ一同お待ちしております。