新横浜公園メドウガーデン運営ボランティア『メドウガーデンクラブ』第3回目の活動が8月23日に実施されました。

1回目・2回目と雨の中での作業となりましたが、今回は朝から太陽の日差しが痛いくらいの晴天でした。

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今回の活動では雑草抜きと花がら摘み、ネームプレートの設置をおこないました。

(作業・観賞スペース用にメドウガーデンの周りが整備され、作業がしやすくなりました。)

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黒のネームプレートに白のマジックで草花の名前を書き込みます。

メドウガーデンには現在22種類の草花が植栽されています。

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日陰のないメドウガーデン、こまめに水分補給と休憩を挟みながら作業を進めます。

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ネームプレートの設置は港北区役所のインターンシップの学生にもお手伝いいただきました。

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設置終了、おしゃれ度もアップ!

名前が分かると、愛着も湧いてきますね。

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エキナセアにはベニシジミが遊びに来ました(エキナセアもまだまだ元気です)。

メドウガーデンでは蝶々やバッタ、様々ないきものと出会えます。

 

草花の成長は早く、日ごとに姿を変えていきます。

9月になり暑さも和らぎ、絶好のウォーキングシーズンとなりましたので、

ぜひメドウガーデンに遊びに来てください。

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6月は周りの雑草の方が目立ちましたが・・・。

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今ではガーデンスペースからはみ出しそうな勢いで育っています。

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メドウガーデン前のコスモス・ジニアも見ごろです。

周辺の「おばけカボチャ畑」や「田んぼのカカシ達」もお勧めスポットです。

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次回の活動予定

平成29年9月27日(水)9:00~ 

 

 

【メドウガーデンについて】

「第33回全国都市緑化よこはまフェア」港北区事業

詳しくはコチラ(港北区役所のHPへリンクします)

 

メドウガーデンクラブの活動は「株式会社奈良造園土木株式会社様」にご協賛いただいています。

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観察日 : 2017年 8月29日(火)

場 所 : 園内水路周辺

生きもの: オンブバッタ、コバネイナゴ

記事作成: 横山大将(NPO法人鶴見川流域ネットワーキング)

 

 夏も終わりに近づき、朝夕はだいぶ涼しくなってきましたが、日中はまだまだ暑いです。草刈りや、外での調査をしていると汗が止まらなくて困ります(笑)。

 

 さて、今回は暦の上ではもう秋、ということでバッタの仲間を少しですが紹介させていただきたいと思います。まずは見かける頻度が異常なまでに多いオンブバッタです。

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オンブバッタ()

 草刈りの終わった草地で「これでもか!」と言わんばかりに跳ね回っている小型のバッタです。名前の由来は、メスの上にオスが乗って繁殖する様子がおんぶしているように見えたから。バッタ類は、大体の種類がオンブバッタと同じような繁殖の仕方なのですが、このバッタは、他種と比べてその期間が長いからこのような名前になったとか。残念ながら今回はおんぶしているペアには出会えませんでした。

 

 続いて、こちらも草地や田んぼの周辺で見かける機会の多いバッタで、コバネイナゴといいます。(はね)が腹部よりも短いため、この名前がつけられたそうですが、ごく稀に翅が腹部よりも長い「長翅型」なるものが出現します。あまり見たことはありませんが、見かけると、「キミ、コバネじゃないじゃん!」とツッコミたくなります。更に、元々翅の長いハネナガイナゴという種もおり、腹部の先端の形状で見分けなければならないので、両方が大量にいるようなところに行くと、正直お手上げです・・・。こちらは、おんぶしているペアに出会えたので、その写真を掲載します。

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コバネイナゴ

 

 涼しくなり、虫たちの活動も落ち着きを見せてきますが、これからの時期はスズメバチ類が活発になります。攻撃性も増してきますので、野外に出かける時は狙われないように、また、刺されないように充分に気をつけて下さい!

 

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 827()、「新横浜公園四季折々のいきもの観察会」(協賛:株式会社春秋商事)の3回目の観察会が行われました。

 今回は「何がとれるかな?新横浜公園魚とり」と題して、水にいるいきものがテーマです。

 講師は特定非営利活動法人鶴見川流域ネットワーキング(以下npoTRネット)さんです。

 まずは、このイベントについての説明がありました。一昨年実施した際には大物の雷魚(カムルチー)を観察することができたこと、また、スズメバチに遭遇した時の対処法など、自然を観察するときに大切なお話がありました。

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 みんな説明をしっかり頭に入れて、どんないきものに出会えるのか期待を持ちつつ、早速公園内での観察会です。早速、池のいきものがいるポイントに行きました。

 

 ポイントには定置網をしかけていましたが、池の中にズカズカと入っていってしまうと、魚たちが逃げていってしまうため、最初に投網をしました。

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見事な投網!!

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慎重に引き上げていくと・・・

 投網で、「コイ」「ヘラブナ」「ブルーギル」を観察することができました。

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コイ

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ヘラブナ(ゲンゴロウブナ)

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ブルーギル

  続いて、定置網を引き上げました。

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定置網の様子

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何が入っているかな?

 

 引き上げていくと、参加者から「カメーーーー!!!」と大きな声が挙がりました。たくさんカメが入っていたようです。

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カメがいっぱい!

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カメがいっぱい!!!

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モツゴ

 

 大物の魚は入っていませんでしたが、かわいらしいモツゴが入っていました。

 

 カメは「ミドリガメ」「クサガメ」を観察することができました。

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ミドリガメ

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クサガメ

 クサガメは漢字で書くと「臭亀」というそうです。外敵に襲われると、臭腺から生ゴミのような匂いをだします。参加者はクサガメのにおいを「くさい!!」と言いながら積極的に嗅いでいました。

 

 続いて水路でのザリガニ釣り体験です。

 

 参加者は釣り竿を使ってザリガニ釣りをしました。

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釣れるかな?

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釣り竿(約50cm

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糸の先にはスルメがついています

 

 ザリガニはスルメのにおいにつられてやってくるそうです。参加者は次々にザリガニを釣っていました。

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釣れました!

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アメリカザリガニ

 

 参加者の方々はまだまだ釣りたそうでしたが、ここでお時間になってしまいました。

 

 今回も多くのいきものを観察することができました。

 

 

 次回の四季折々のいきもの観察会は930()開催です。この日は、新横浜公園の生きものみっけをします。皆様のご参加をお待ちしております。観察会の様子はまた、ブログで紹介します。

 

 この「新横浜公園四季折々のいきもの観察会」は年5回の観察会を予定しており、株式会社春秋商事様にご協賛いただいています。また、鶴見川流域ネットワーキングさんに講師を依頼しています。

 

 なお、今回観察会のために特別に定置網の設置・投げ網を行いましたが、普段は無断での定置網の設置等は禁止となっております。また、公園内で捕まえたいきものは放してあげるなどの配慮をお願いいたします。

観察日 : 2017年 7月24日(月)

場 所 : 投てき練習場そば、減勢池(大池)

生きもの: アオスジアゲハ(卵、幼虫)、カルガモ、チョウトンボ

記事作成: 阿部裕治(NPO法人鶴見川流域ネットワーキング)

 

 毎日30℃を超すような天気が続きますね。10時くらいに公園に到着し、この日は投てき練習場の方から公園をまわってみることにしました。

 

  暑いし、記事にできるような生きものとの出会いがあるかなと、少し不安に思いながら丁寧に樹木を見ながら歩いていると・・・早速いましたアオスジアゲハ!でも、先月22日に観察した生きもの観察日記266で、書いているのでこのままではボツ。

 

  少し見ているとクスノキに産卵していました。孵化した小さな幼虫のために出たての柔らかい葉に産みつけているんですね。若い葉に食痕が多かったので幼虫も探してみたらこちらもいました。葉の表に堂々としていましたが、葉の色とよく似ていてちょっと気をつけて探さないと見逃しますね。無事に大人になってほしいです。

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アオスジアゲハ(卵)

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アオスジアゲハ(幼虫)

 大池沿いを野鳥も気にしながら歩くと常連のアオサギがやや多いような気がします。双眼鏡で見ると毛並みがまだピシッとしておらず少しもじゃもじゃしている感じ。今年の春に産まれて巣立ったばかりの子が出てきているんだなと思いました。

 

 今度は、10羽のカルガモに出会いました。きっちり1列になってヒシをかき分けて進んでいる姿がかわいい。1羽の羽だけがボロボロしていたので、これが母親で他の9羽は子どもでしょうか。大きさで親子区別がつかなかったため、段々と離れる時期が迫っていそうです。

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カルガモの親子

 この時期になるとヒラヒラと飛んでいる黒い生きものをよく目にします。チョウ?トンボ?そう!チョウトンボです((はね)にチョウのような模様があることや飛び方に由来しています)。黒っぽい翅と後翅の幅が広いのが特徴です。新横浜公園ではヒシが増えるのと同じようにチョウトンボも増えてきました。

 

 最初の不安はどこへやら。暑い日でしたが、たくさんの生きものと出会うことができました!

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チョウトンボ

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 728()、「新横浜公園四季折々のいきもの観察会」(協賛:株式会社春秋商事)の2回目の観察会が行われました。

 

 今回は「集まれカブトムシ!昆虫トラップ&セミの羽化を観察しよう!」と題し、セミが羽化する様子と事前に仕掛けたトラップ(罠)に集まる昆虫たちを観察しました。

 

 まずは、教室でセミの見分け方についての解説がありました。横浜ではクマゼミやアブラゼミなど約6種類のセミが見られるようです。また、スズメバチに遭遇した時の対処法など、自然を観察するときに大切なお話がありました。

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セミの見分け方について解説中

 

 みんな教室での説明をしっかり頭に入れて、早速公園内での観察会です。まずは、セミが羽化するポイントに行きました。時間は18時半すぎ。日が落ちていないためまだ明るく、セミが羽化するには少し早い時間です。そこで、最初はセミの抜け殻探しを行いました。

 

 今回はアブラゼミやニイニイゼミの抜け殻を多く見つけることができました。観察場所では幼虫が2~3匹見られ、羽化の期待を持ちつつその場を離れました。

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アブラゼミの幼虫

 続いて、新横浜公園内を歩いて移動しながらの自然観察会です。水草のヒシなど、今回のテーマであるセミと昆虫以外の話も聞くことができました。減勢池(大池)のそばでは、ヒシの実を発見することができました。新横浜公園ではヒシが減勢池の一面を覆うほど生い茂っていますが、神奈川県では絶滅危惧種に指定されています。ゆでると、栗のような味がするそうです。

 

 今回はライトトラップの観察も行ないました。コオロギ、コガネムシ、コメツキムシなどの昆虫が集まっていました。

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ライトトラップの様子

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ライトトラップについて解説中

 

 同時に、事前に仕掛けた昆虫トラップを順番に回りました。今回はコクワガタ、ノコギリクワガタ、カブトムシなどを見つけることができました。クワガタ・カブトムシが見つかるたびに、参加者からは「おぉ~!!」「すげぇ!!」などの歓声が上がりました。

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ノコギリクワガタ(オス)

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カブトムシ(メス)

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カブトムシ(オス)

 

 完全に暗くなった20時頃、セミの羽化を観に行きました。残念ながらセミが羽化する直前だったようで、幼虫のままでした。今にも羽化はしそうでしたが、お時間になってしまったのでセミたちとの別れを惜しみつつも観察場所をあとにしました。

 

  最後に、教室に戻り、今回仕掛けたトラップの作り方を教えていただきました。材料はバナナ・ドライイースト・(場合によっては少し焼酎などを入れてもOK)です。人肌のお湯に半日つけるなどして発酵させて作ります。これでみんなも昆虫が集まるトラップを作れますね。

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 次回の四季折々のいきもの観察会は827()開催です。この日は、新横浜公園の池の中のいきものを観察します。皆様のご参加をお待ちしております。観察会の様子はまた、ブログで紹介します。

 

 この「新横浜公園四季折々のいきもの観察会」は年5回の観察会を予定しており、株式会社春秋商事様にご協賛いただいています。また、鶴見川流域ネットワーキングさんに講師を依頼しています。

 

 なお、今回観察会のために特別にトラップ設置を行いましたが、普段は無断でのトラップ設置は禁止となっております。また、公園内で捕まえた昆虫は放してあげるなどの配慮をお願いいたします。

 

 

【追記】

 その後、スタッフにてアブラゼミの羽化の様子を観察することができました。木に止まったセミが3匹、背中から成虫が出ているところでした。イベント中に観察できなかったのは残念でしたが、その様子をご覧ください。

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