8月28日(日)に、日産スタジアム・横浜F・マリノス共催で"横浜F・マリノス レジェンドサッカーDAY in 日産スタジアム"を開催しました。新型コロナウイルスが流行する前は"選手と体験ツアー"というイベント名で実施してきました。しかし、新型コロナウイルスの影響で現役選手の参加が難しいため、今回は横浜F・マリノスOBの「波戸アンバサダー」と「栗原クラブシップ・キャプテン」をゲストに迎えて実施しました。
イベント当日はあいにくの雨模様。スタンドVIP席で行う予定だったトークコーナーはスタジアム内の部屋で行いました。
トークコーナーは質問形式で行われ、プライベートな事からサッカーのことまで、参加者から様々な質問が出ました。ゲストのお二人もNGなしで全ての質問に答えてくださいました。
トークコーナーの後は、皆さんお待ちかねのピッチ体験です。
今回はピッチの体験だけでなく、4月にリニューアルしたスタジアムツアーも楽しんでいただきました。
スタジアムツアーでは、まず普段日産スタジアムで開催しているスタジアムツアーでは入ることのできない、マリノス仕様の装飾が施(ほどこ)されたホーム側のロッカーを見学しました。
試合の日と同様の装飾に、サポーターの皆さんは興奮気味に記念撮影をしたり、選手の気持ちになってロッカーに座ったみたり、思い思いに楽しんでいたのが印象的でした。
ロッカーを見学した後は、正面の展示ホールに移動し、展示品を見学しました。
そして、お待ちかねのピッチ体験です。
試合と同じように2列に並んでマリノスの25周年のアンセムに合わせて入場です。
入場後に皆さんで記念撮影を行いました。
【午前の部】
【午後の部】
ピッチ体験では、波戸アンバサダーと栗原クラブシップ・キャプテンも一緒に日産スタジアムの芝生の上で参加者と触れ合っていただきました。
波戸アンバサダーとパス交換をしたり
波戸アンバサダーのボールを取りに行ったり
栗原クラブシップ・キャプテンも子供たちとボールを蹴ったり
子供に取られないようにキープしていました
皆さんピッチでのゲストとの触れ合いを非常に楽しんでいらっしゃいました。
最後にゲストのお二人からご挨拶いただきました。
日産スタジアムでは、今後も横浜F・マリノスと共にスタジアムを体験できる企画を行っていきます。実施の際は、HP・SNS等でお知らせしますので、ぜひご参加ください。
※本イベントは、新型コロナウイルス感染防止対策を行って実施しております。ただし、熱中症対策として、他者との距離(2m以上目安)が確保されており、会話がほとんどない場合は、マスクを外しています。
〜新横浜公園ナチュラルガーデン ブログ〜 2022年9月
爽やかな風が吹いて、秋の訪れを感じる季節になってきましたね。
ワインディング パスでは、アスター レディインブラックが小さな可愛らしい花をたくさん咲かせています。
ヒメアカタテハが蜜を吸いに訪れていました。
オレンジ色のヘリオプシス'ブリーディングハーツ'は、花だけでなくシックな黒い葉の色も魅力的で、隣に植えたシロタエギクのシルバーリーフや、シモツケ ライムマウントなどの明るい葉の色がよく映えます。
こちらは、エリゲロン。左側は、エリゲロン カルビンスキアヌスで、ゲンペイコギク(源平小菊)とも呼ばれ、ボーダーガーデンに咲いています。横に広がっていくのでグランドカバーにも向いています。
右側は、エリゲロン アズールフェアリー。同じエリゲロン(ムカシヨモギ)属のハルジオンやヒメジョオンのように花茎が立ち上がるタイプで、ワインディング パスに咲いています。ブルーのお花がアスターにも似ていますね。
ロータリーガーデンでは、シュウメイギク(秋明菊)が見ごろです。
2019年9月に植えた株が、とても立派になってきました。
ミューレンベルギア カピラリスの穂も出てきましたよ。
ピンク色のフワフワした穂が幻想的な雰囲気です。
コレオプシスデージー フルムーンとアオバナフジバカマの植栽には、ツマグロヒョウモン(メス)が訪れていました。
秋風に吹かれながらのお散歩、いかがですか。
記事作成:貝瀬洋子(studio nazuna)
観察日 : 2022年 8月30日(火)
場 所 : 水路付近
動 物 : キアゲハ、オンブバッタ、ニホンカナヘビ
植 物 : ツユクサ、マルバツユクサ、ガガイモ、ハマカンゾウ
記事作成: 阿部裕治(NPO法人鶴見川流域ネットワーキング)
雨が降り出しそうな曇り空。時折吹く風に暖かさはなく、秋の近づきを感じます。今回は田んぼの方の水路から観察開始。水路の流れや植物の様子を見ていると、緑に黒い縞模様がある大きなイモムシがいました。キアゲハの幼虫です。よく見ると近くにもう2匹。食草のセリを食べていました。他の場所でも多数確認。6月、7月はあまり目にしませんでしたが、幼虫が成長して、急に目立ってきたのかもしれません。
緑に黒い縞模様のキアゲハの幼虫
セリに産卵するキアゲハ(8月19日) 産みつけた卵。すぐそばには幼虫(8月19日)
キアゲハの幼虫以外にも、セリをむしゃむしゃ食べている生きものがいました。オンブバッタです。バッタは、イネ科の植物を食べるものと思っていましたが、オンブバッタの食性は広く、様々な植物を食べるようです。
セリを食べるオンブバッタ
お馴染みのツユクサ。青い花びらがとても涼しげですね。近くには、ツユクサに似たマルバツユクサも咲いていました。名前の通り葉が円いため、見分けは容易です。関東地方以西の海岸に近い場所に自生。県内で見られるものは、栽培品と考えられているようです。
ツユクサ マルバツユクサ
水路には、ツルマメやヤブガラシ、ガガイモ、クズなど何種類かのつる草が生えています。咲いていたのは、星形で毛が密生した可愛らしいガガイモの花。所々にコアオハナムグリが訪れており、名前の通り花に潜っているものも。花粉や蜜を食べているのでしょう。体表には毛が生えており、花粉がたくさんつきやすそう。虫媒花の受粉を担う代表的な一種と言えるのではないかと思います。
ガガイモの花にやってきたコアオハナムグリ
ハマカンゾウは、8月中旬から下旬が花盛り。この日は、107輪咲いていました。尾瀬で有名なニッコウキスゲ(和名:ゼンテイカ)と同じワスレグサ科の一種。英名では、Daylily(デイリリー)と呼ばれるように一日花です。花は美しく、若葉や乾燥させたつぼみ(金針菜)は食用に。グランドカバーとしての能力も高く、鶴見川の川辺に多く、花粉症の一因となっているネズミホソムギ等の外来種対策としても有効であるため、鶴見川流域では、ノカンゾウ、ヤブカンゾウ、ハマカンゾウを広げていく活動が行われています。矢印の場所では、カナムグラのつるに乗っかり、お花見をしているようにも見えるニホンカナヘビの姿もありました。
ニホンカナヘビもハマカンゾウをお花見?
秋の訪れを感じる季節になりました。
毎年も新横浜公園の田んぼに案山子(かかし)が登場しました。
今年は諸般の事情で、日産スタジアム運営ボランティア「グリーン&クリーン部会」の皆さんが、田んぼに植えたお米の豊作を祈って自分たちの古着や靴などを持ち寄って制作しました。
今年の夏は暑い日が続きましたが、天候にも恵まれて稲穂も順調に育っています。
田んぼの隣の花壇は、こちらも運営ボランティアさんが、花の植え込みから水の管理を手掛けています。
現在はルドベキア、コスモス、ジニア(百日草)、ポーチュラカが開花しています。ホオズキの実も葉脈の姿になってきました。
これからの季節は、菊、フジ、ムラサキシキブ、キダチダリア(皇帝ダリア)などが花をつけて園路に彩を添えて楽しめそうです。
また、花壇には海を超えて長距離を移動する「渡り蝶」アサギマダラを招くために、蝶が花の香りを好むフジバカマを植えてあります。いつかアサギマダラが新横浜公園に飛来することを楽しみにしています。
10月上旬には稲刈りを行います。毎年40キロ前後の収穫が見込まれます。
皆さん、公園に見に来て下さいね。
〜新横浜公園ナチュラルガーデン ブログ〜 2022年8月
8月は、5日と26日にガーデンのメンテナンスを行いました。日産スタジアム運営ボランティア グリーン&クリーン部会の皆さんがお手伝いして下さり、"ワインディング パス"では、ヤブガラシなどの除草やガーデン後方の植栽の剪定などを行いました。蒸し暑い日でしたが、ボランティアの皆さんのお陰で作業がとてもはかどりました。6月に植え付けた植物は、猛暑にも負けず元気に育ってくれています。
オレンジ色のヘリオプシス'ブリーディングハーツ'は、初夏から沢山の花を咲かせています。咲き進むにしたがって、花色が変化するので、そのグラデーションも素敵です。
ウツボグサは、「夏枯草」という名前もあるとおり、夏は咲き終わった花穂の部分が茶色くなり、枯れたように見えます。昔から薬草として使われ、花言葉は「優しく癒す」
6月上旬、植え付け直後の様子 8月の様子
ゼフィランサスは2種類植えられています。白い花のゼフィランサス カンジタ(タマスダレ)と、ピンクの花が咲くゼフィランサス カリナータ(サフランモドキ)。まとまった雨の後に一斉に花が咲くので、「レインリリー」という素敵な呼び名もあります。
ヘリオプシス'ブリーディングハーツ'の後ろに咲いている淡いピンク色の花は、ユーパトリウム'レッドドワーフ'
ボーダーガーデンとロータリーガーデンでは、伸びすぎた植物の切り戻しや花がら摘み、除草などを行いました。
ボーダーガーデン
ロータリーガーデン
ロータリーガーデンのシュウメイギクが咲き始めています。少しずつ、秋の気配を感じますね。
記事作成:貝瀬洋子(studio nazuna)