鶴見川は一級河川であり、昔から大雨時に氾濫し洪水被害が相次いでいました。そこで、現在の新横浜公園である用地に遊水地と呼ばれる貯水施設を造り、大雨時は川の水が貯まる構造になっています。新横浜公園の現在70%の敷地がオープンしており、冠水していない普段は平日、休日ともに多くの方にご利用頂いております。
4月6日、爆弾低気圧の影響により日本各地で大雨が降りました。鶴見川上流で一時約70mm/時の大雨が降り、鶴見川の水量が増え、多目的遊水地である新横浜公園に浸入しました。
4月8日 冠水したテニスコート
9年ぶりに日産スタジアム下まで冠水することとなり、多目的遊水地としての機能は十分に発揮できました。しかし、鶴見川から流れた水、泥砂、ゴミ等が残り、4月10日朝現在でも第一駐車場、第二駐車場、しんよこフットボールパーク、中央広場以外は清掃・点検のため、立ち入り禁止となっていて、完全に再開できるまでは当面時間がかかる見込みです。
4月9日 スケボー広場被害の様子
4月9日スケボー広場復旧の様子
清掃・点検が入り、作業をすすめていて、完了したところから順次開放していきますので、ご理解の上、ご協力の程お願い致します。
4月10日芝生広場被害の様子
4月10日遊具広場被害の様子
4月10日バスケットボール、インラインスケート復旧の様子
4月10日清掃の様子
★写真:レッドロビン
撮影日:平成25年4月3日
場 所:第3駐車場
新年度を迎え、新横浜公園の樹木は次々と新芽を出しています。今回はその中でも新芽が特徴的なレッドロビンについてのブログです。
レッドロビンはベニカナメモチの園芸品種です。新芽~若葉は紅色で次第に緑色になっていく特徴的な樹木です。見た目の変化を良く感じられ、剪定にも強いため、生垣でよく使われます。4月~5月頃には写真のような白い小さな花を咲かせます。新横浜公園では第3駐車場に生垣として植栽されています。
葉っぱが赤い時期は長く続きますが、白い花はこの時期にしか見ることができません。是非見に来てください。
★写真:サクラソウ
撮影日:平成25年3月30日
場 所:北側園地水路
春らしく、サクラの話題が続きます。今回の話題は新横浜公園の中で最も春の訪れを感じさせてくれる「サクラソウの水辺」です。
横浜さくらそう会の方にご協力いただいて、サクラソウの植付け活動が5年経ちました。サクラソウは今春も新横浜公園の水辺をきれいに彩ることでしょう。すでに50株程度の花が咲いています。これから4月中~下旬頃まで次々に白や淡いピンク等の可憐な花を咲かせます。是非、サクラソウを見に来てださい。
ホームページ「新横浜公園の生き物図鑑」でもサクラソウの紹介をしています。そちらも是非ご覧ください。
★写真:ヨコハマヒザクラ
撮影日:平成25年3月28日
場 所:新横浜公園U字橋付近
園内のソメイヨシノは開花して10日が経ちました。まだまだ綺麗に咲いています。園内にはソメイヨシノだけでなく、他のサクラも咲いています。写真はヨコハマヒザクラです。
このサクラは日産スタジアム運営ボランティア設立10周年記念事業の一つとして、平成22年2月に植樹した記念樹です。運営ボランティアの方々に植樹して頂き、丸3年が経ちました。春を告げるように、濃いピンク色の花が綺麗に咲いています。満開となり、すでに新葉が出始めています。ヨコハマヒザクラもソメイヨシノも見頃のうちに是非ご来園ください。
平成22年2月植樹の様子
★写真:ソメイヨシノ
撮影日:平成25年3月21日
場 所:日産フィールド小机外周
横浜では3月18日がサクラの開花日となりました。新横浜公園のサクラも次々と花を咲かせています。日産フィールド小机外周にあるサクラは、日本の開花の基準となる「ソメイヨシノ」という園芸品種です。入学式の頃に学校に咲いている桜は、この「ソメイヨシノ」である事が多く、葉を付ける前にピンクの花を付けることから、公園でも非常に多く使われています。新横浜公園のソメイヨシノは既に5分から6分咲きとなっております。24、25日頃、満開予想です。是非ご来園ください。