〜新横浜公園ナチュラルガーデン ブログ〜 2024年3月
3月に入り寒暖差の激しい日が続いていますが、メンテナンスを行なった4日は幸いにもお天気に恵まれ、先月に引き続き宿根草のスプリングカットバックの作業をしました。ミューレンベルギアやカレックスも根元から切り戻します。(左:作業前、右:作業後)
少し作業をすると汗ばむような"ぽかぽか陽気"の中、日産スタジアム運営ボランティア グリーン&クリーン部会のボランティアの皆さんが、熱心に作業をしてくださいました。
4つのガーデン(ワインディング パス、スクエアガーデン、ボーダーガーデン、ロータリーガーデン)を巡りながら、2時間ほど除草と切り戻し作業を行ないました。
"ワインディング パス"では、今、クリスマスローズ(ヘレボルス)が花盛りですが、真っ白なユキヤナギも咲き始めました。ガーデンの手前には小さな球根植物が植えられており、きれいなブルーのシラー シベリカ(シビリカ)や、星のような形のハナニラ(イフェイオン)も咲いています。
ちょっと変わった形をしたユーフォルビア ミルシニテスは、暑さにも寒さにも強く、頼りになる植物ですが、もう少ししたら花が咲きそうです。チューリップの芽もたくさん出始めており、春はもうすぐですね。
記事作成:貝瀬洋子(studio nazuna)
〜新横浜公園ナチュラルガーデン ブログ〜 2024年2月
2月のワインディング パスの様子です。
カレックス オシメンシス エバリロの黄色い葉が、冬も鮮やかですね。
スイセン ペーパーホワイトは、花の期間が長くて12月からずっと咲き続けてくれています。
この季節は、クリスマスローズ(ヘレボルス)が見頃で、様々な花色が楽しめます。
2月9日(金)のメンテナンスには、日産スタジアム運営ボランティア グリーン&クリーン部会のボランティアの皆さんが9名集まってくださいました。
この日は、ガーデンに飾り付けていたイルミネーションをはずしてから、ロータリーガーデンとボーダーガーデンの宿根草の切り戻しを行ないました。
シュウメイギクやカンナ、イトススキなど、根元から切り戻してガーデンはすっきり。(左:作業前、右:作業後)
ロータリーガーデン、ボーダーガーデン、スクエアガーデンには、新たに看板が設置されました。植えられている主な植物も紹介されています。
ロータリーガーデンでは、2月22日にバイモ(フリチラリア ツンベルギー)が咲き始めていました。
記事作成:貝瀬洋子(studio nazuna)
〜新横浜公園ナチュラルガーデン ブログ〜 2024年1月
ロータリーガーデンの1月の様子です。
セントーレア ギムノカルパとシロタエギクのシルバーリーフがきれいです。寒さの中ピンク色の花をつけているのは、エリカ プリティレッドです。
左の写真は、ルドベキア マキシマの現在の様子です。枯れた茎の根元を見ると緑の葉が出ています。(右は、昨年6月の様子)
このように放射状に葉を広げている状態をロゼット状といい、冬の間このような形で光合成をしながら、次のシーズンに向けて栄養を蓄えています。
ワインディングパスでは、12月から咲き始めたスイセン ペーパーホワイトが小径に沿ってたくさん咲いています。
よく見ると、小さなスノードロップも咲いています。一昨年に植えた球根が、また花を咲かせてくれました。
左は、ワインディングパスのオーストラリアン ローズマリー(ウエストリンギア)。葉や花はローズマリーに似ていますが、オーストラリア原産で、香りはありません。
右は、ボーダーガーデンのローズマリー。こちらは地中海沿岸地方原産のハーブで、すっきりとした香りがあります。
眠っているかのように静かな冬のガーデンでも、植物たちはいろいろな活動をしているようです。
記事作成:貝瀬洋子(studio nazuna)
〜新横浜公園ナチュラルガーデン ブログ〜 2023年12月
12月に入ると、公園の落葉樹の枯葉が風にハラハラと舞い、ナチュラルガーデンの風景も落ち着いた色合いになってきました。その中で、シモツケ ライムマウントや、カレックス オシメンシス 'エヴァリロ'の黄色い葉が、ガーデンを明るくしてくれています。
宿根草中心の花壇では、お花が少なくなる時期ですが、ワインディングパスでは、クリスマスローズ(ヘレボルス)と、昨年植えたスイセン ペーパーホワイトの真っ白い花が咲き始めています。ペーパーホワイトは地中海沿岸地方が原産。房咲きで香りのあるスイセンです。
12月のナチュラルガーデンのメンテナンスは、1日と11日に、日産スタジアム運営ボランティア グリーン&クリーン部会のみなさんと行ないました。1日(金)の活動では、主に球根の植え付けを行ないました。
ワインディング パスにチューリップの球根を80球、中央広場のスクエア ガーデンには、スイセン、スノードロップ、原種系チューリップの球根を150球ほど植えました。春にはどんな風景になるでしょうか。
コンテナの寄せ植えは、パンジー、ストック、ハボタンなど、冬に活躍してくれる一年草を植えこんで、少し華やかにしました。
11日(月)の活動では、宿根草の切り戻しをしてから、ナチュラルガーデンにイルミネーションを飾り付けました。日が暮れて暗くなると明かりが灯ります。(ソーラーライトのため、天候によって点灯しないことがあります。)冬の夕暮れ時のお散歩も、小さな明かりがあると楽しみですね。
記事作成:貝瀬洋子(studio nazuna)
〜新横浜公園ナチュラルガーデン ブログ〜 2023年11月
こちらはボーダーガーデンの写真ですが、2020年4月に植え付けたグラス類が、だいぶ立派に育ってきました。右の大きなグラスはミューレンベルギア リンドヘイメリで、灰色がかった青緑の葉がきれいです。
中央後方はイトススキ、その手前の薄ピンク色の穂がミューレンベルギア カピラリスです。
11月15日(水)に、日産スタジアム運営ボランティア グリーン&クリーン部会のみなさんとナチュラルガーデンのメンテナンスを行いました。
ワインディングパスでは、もうすぐチューリップの球根を植え付けるので、クリスマスローズ(ヘレボルス)の古い葉をカットしたり、バプテシアやアナベルの切り戻しをしたりして、少しすっきりさせました。
この季節は、ツワブキの黄色い花がとても鮮やかです。ユーフォルビア ミルシニテスも元気に育っていますね。
中央広場のスクエアガーデンでは、植え付けの時に手に入らなかった苗(ルドベキア リトルスージー、アルストロメリア サマーブリーズ)の植え付けを行いました。
ボーダーガーデンでは、エキナセアの切り戻しなどをした後に、来年の秋に向けて、ペルシカリア ゴールデンアロウとメリニス サバンナを補植しました。こちらは防草シートをカッターで切りながら、石なども多い土壌に植えるので、なかなか大変な作業です。
ロータリーガーデンに行くと、サルビア アズレアが花盛り。ピンク色の霞のようなミユーレンベルギア カピラリスの穂に透けて、ダリア 黒蝶も咲いています。
記事作成:貝瀬洋子(studio nazuna)