皆さん こんにちは!

9月10日()に、日産スタジアムで、ジャパンラグビートップリーグ、東芝ブレイブルーパス対キヤノンイーグルスの試合が開催されました。

 

日産スタジアムでは、18年ぶりとなるラグビーの試合でした。トップリーグは初めての開催ということで、スタジアム職員も緊張と期待で胸を膨らませていました。

なお、多くの若い世代にもラグビーを知ってもらいたいという気持ちを込めて、神奈川県内在住または在学の小中高生対象に自由席への無料招待が行われました。


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いつものサッカーゴールではなく、ラグビーゴールが設置されたピッチはとても新鮮ですね。サッカーの競技エリアは105m×68mですが、今回のラグビーの競技エリアは112m×68mでしたので、人工芝で拡張しました。

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当日は、スタジアムピッチ見学ツアーや、元ラグビー日本代表・リオデジャネイロオリンピック女子セブンズ代表によるトークショー等のイベントも開催されました。

普段は中に入ることが出来ないピッチレベルで、選手のお話を聞いたり記念写真を撮って喜ぶ姿が見られました。

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18時、いよいよキックオフ。

選手が一列に並び緊張感溢れる姿は、どのスポーツに於いても感動的なシーンの一つですね。

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         (左)東芝 (右)キヤノン

観戦された皆様も、ぶつかり合う選手の気迫と日本最大のスタジアムの迫力に圧倒されたのではないでしょうか。

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驚いたのは、場内アナウンスと大型スクリーンによる分かりやすく丁寧なルール説明です。

ラグビーを初めて観戦されたお客様は、ルールを理解しながら観ることができたと思います。他の競技ではなかなか無い対応に、感動されたお客様もたくさんいらっしゃったのではないでしょうか。

 

試合の展開は東芝の優勢から始まり、途中キヤノンに逆転されるも、東芝が意地を見せ勝利。東芝21―19キヤノンの大接戦でした。

そして観客動員数なんと、11,223人!!!・・・「いい、日産」。なーんて。

冗談はさておき、今シーズンのトップリーグの試合で、1番の動員数でした。これは日産スタジアムとしても、とても嬉しいことですね。


横浜国際総合競技場・日産スタジアムは、ラグビーワールドカップ2019の決勝戦会場に決定しています。今から準備を重ねて、選手を始め、ご来場される世界中の皆様に喜んでいただけるスタジアム作りをしていきます。スタジアムが満員になる光景が見たいですね。世界に誇れるスタジアムが用意できるように、努力します。

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日産スタジアムでは今年もまだまだたくさんのスポーツイベントが開催されます。スタジアムから望む、高く澄み渡る秋の空。鰯雲を眺めながらのスポーツ観戦は格別です。

是非、皆さまのご来場を、心よりお待ちしています。



いよいよ2週間後に迫った「アンカー 日産スタジアム・サイクルパークフェスティバル」の開催に向け、フラッグマーシャルを務めるスタジアムボランティアの皆さんが集まり、事前講習会が開催されました。

※フラッグマーシャルとは・・・本サイクルパークフェスティバルでは、コース上の各ポスト(ポイント)にてレース旗を振り選手に対して重要なメッセージを送る係員をフラッグマーシャルと呼んでいます。

 サイクルパークフェスティバルは年に1度だけ日産スタジアムを走れる自転車のお祭りとして、今年で12回目の開催となり、すでに800組2,000名近くの方がエントリーしています。

9月24日(土)のサイクルパークフェスティバル当日は、キッズレースを除き、日産スタジアムを含む新横浜公園内を走行するため、フラッグマーシャルを務めるスタジアムボランティアの役割はとても重要となっています。

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まず、マーシャル長より、フラッグマーシャルの役割や心得についての講義を受けました。

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次に、走者から判りやすいようにフラッグを振る練習です。逆8の字を描くように振るのがポイント!

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最後は、広い新横浜公園内のコースで状況を共有するためにとても重要な無線機の練習です。話し方や操作方法について学びました。

9月24日(土)の「アンカー 日産スタジアム サイクルパークフェスティバル」では、レースに参加される方だけではなく、当日ご来園・ご来場いただいた方にも楽しんでいただけるようなサブイベントも開催予定です。ぜひ、皆様のお越しをお待ちしています!

観察日 : 2016年 8月30日(火)

場 所 : テニスコート脇側溝

生きもの: アメリカザリガニ

記事作成: 横山大将(NPO法人鶴見川流域ネットワーキング)

  1週間ほど前ですが、台風9号が猛威をふるいました。その際、鶴見川多目的遊水地(新横浜公園は遊水地に含まれます)は、増水した鶴見川の水を一時的に貯め、下流域へ流れる水を調節しました。よって新横浜公園は、生きものが流されて入ってきたり、園内の池の生きもの等が園地に移動したりといったことが起こります。今回はそんな生きものの痕跡を探しに行ってみました。 

 少し日が経つため、すぐには見つからないだろうと思い、ふとテニスコートの横にある浅い側溝を見てみました。いつもは水が流れていませんが、結構な量の水が流れています。今朝の雨のせいかな?など考えていると、「ん?今何か動いた・・・。」すかさず側溝の上を覆っていた草をよけてみると、いました。アメリカザリガニです。しかも2匹。おそらく、園内の池か水路から打ち上げられたのでしょう。ザリガニの大冒険ですね。 

 子ども達にとってはザリガニ釣りなどで大人気ですが、名前の通りアメリカ原産で、雑食のため日本の生態系を脅かしているとされています。1927年にウシガエルのエサ用にアメリカから20匹が神奈川県鎌倉郡岩瀬に持ち込まれましたが、養殖池から逃げ出した個体が自然下で繁殖し、1960年頃には九州地方にまで分布を広げたのです。その後も分布を広げ、今では北海道から沖縄までほとんどの場所で見られるようになってしまいました。アメリカザリガニに限らず、本来その場所にいない生きものを飼育するときは、むやみに野外に放さず、最期までしっかりと飼育するようにしましょう。

アメリカザリガニ.jpgアメリカザリガニ

赤丸内で発見.jpg赤丸内で発見

アメリカザリガニ場所.jpg

観察日 : 2016829日(月)

場 所 : 投てき練習場 園路

生きもの: クズ、ツルマメ

記事作成: 阿部裕治(NPO法人鶴見川流域ネットワーキング)

 

 今回は花が咲いていたクズとツルマメを紹介します。どちらもマメ科のつる植物です。花は、蝶形花とよばれる蝶に似たような形をしており、マメ科の特徴です。シロツメクサも同じ仲間で、蝶のような花をしてないじゃないかと思われるかもしれませんが、1つひとつの花を見ると同じつくりになっています。

 

 

 クズは、漢字で書くと「葛」。みなさんもよく知っている風邪薬の葛根湯や葛粉(根からとったでんぷん)に用いられる植物です。名前の由来は、吉野川の上流にあり、古事記や日本書紀に登場する国栖が葛粉の産地だったからといわれています。花は葉の影にあったりしますので見逃しやすいですが、房状にたくさん咲かせて甘くいい香りがします。秋の七草の1つでもあります。

 

 

 ツルマメは、園内の水路のいたるところにあります。べたーっと覆っている植物があったら、ツルマメと思ってよいかと思います。花はクズのように房状にはつけず、小さくてかわいらしい感じです。このツルマメは、ダイズの原種と考えられていますが、豆は大きくありません。長さ約3cmの豆果に3個程の種子をつけます。食べられますが、おなかの足しにするにはかなりの頑張りが必要ですね。

クズの花.jpgクズの花 

ツルマメの花.jpgツルマメの花


びっしりと覆っているツルマメ.jpgびっしりと覆っているツルマメ

クズ、ツルマメ場所.jpg

観察日 : 2016年 7月30日(土)

場 所 : 園内水路(1-a号水路)

生きもの: マメコガネ、アオドウガネ

記事作成: 横山大将(NPO法人鶴見川流域ネットワーキング)

 夏の昆虫と聞いてカブトムシを思い浮かべる方は多いと思います。カブトムシはコガネムシ科に分類される大型の昆虫で、子どもたちにとっては夏の風物詩ともいえます。ですが、カブトムシばかりが有名になり他のコガネムシの仲間はあまり知られていません。そこで、今回はよく見られるコガネムシ科の昆虫2種類をご紹介していきたいと思います。

 まずは、マメコガネです。日本全国に分布する体長8~15mm程度の小型コガネムシです。マメ科植物やブドウ、モモ等の葉を食い荒らすため、農家からは嫌われています。1916年にはアメリカに侵入した個体が発見され農作物を食い荒らしてアメリカの農業に甚大な被害を与えました。現地では「ジャパニーズビートル」と呼ばれ駆除の対象になっています。

  続いては、アオドウガネです。北海道以外の日本全国に分布する体長18~25mm程度の中型コガネムシです。山地から都市部まで幅広く見られる昆虫で、主に植物の葉を食べます。よくカナブンと間違えられますが、こちらのほうが若干小さく、全体的に丸みを帯びています。もともとは南西諸島に多く見られたようですが、最近北上し、生息域を広げているようです。

 今回ご紹介したコガネムシの仲間は新横浜公園内水路脇の草地等で見ることができますので、ぜひ探してみてください。

IMG_0290(カブトムシ♀).jpgカブトムシ♀(別日に確認)

IMG_0528(マメコガネ).jpgマメコガネ

IMG_0520(アオドウガネ).jpgアオドウガネ

IMG_0280(カナブン).jpgカナブン(別日に確認)

コガネムシ位置.jpg

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