新横浜公園フォトギャラリー9月度更新ブログです。
今回は7枚の写真を新しくしました。その中から秋の訪れを感じられる2枚を紹介します。
1枚目の写真は、「豊作の稲穂」です。
写真の稲は、鶴見川舟運復活プロジェクトさん主催で行われた田植えイベントの時に市民の方々に植えていただいたものです。5月下旬に植えた稲は夏の間ぐんぐん成長し、稲穂はようやく黄金色になってきました。10月の稲刈りが楽しみです。
2枚目は「熟したトチの実」です。
新横浜公園には、トチノキが植栽されています。トチノキは硬い実が実ります。初夏に付け始めた実が熟し、木の周りに殻ごと落ちていました。栗のような形をした実ですが、渋味が強く、殻も硬いので、食用には向かないようです。
夏の暑さも落ち着き、新横浜公園も秋色に色づいてきました。
今回紹介した写真以外にも秋らしい写真を更新しています。フォトギャラリーリストを見て、是非新横浜公園にお越しください。そして、カメラを持って新横浜公園の写真を撮りご投稿ください。
8月23日(日) 10家族28人の皆さんと
日産スタジアム運営ボランティアさんが、田んぼに掲げるかかしを作りました。
事前に材木やタオル、針金をボランティアさんが準備し、
家族の皆さんが古着を持ち寄って、思い思いの個性的な
かかしができました。
10月の稲刈りまで、大切な稲を鳥から守ってもらうことはもちろん
公園に遊びに来た皆さんやランナーも見守ってもらいます。
個々のかかしには、ユニークなメッセージが掲げられています。
ぜひ見に来てください。
日産スタジアムボランティアの会報「ボランチわ」も更新しましたので、是非コチラからご覧ください。
新横浜公園フォトギャラリー8月度更新ブログです。
今回は8枚の写真を新しくしました。その中から2枚紹介します。
1枚目の写真は、「セミのアップ」です。
アブラゼミは、鳴き声が油を鍋で熱した時の音に似ていることが名前の由来です。手の中に収まるサイズのセミですが、こんなに近づいて撮影すると、迫力があります。アブラゼミは日本中に生息し、新横浜公園でも一番多く見られますが、色のついた羽のある世界的に珍しいセミです。ちなみにミンミンゼミ、ニイニイゼミ、ツクツクボウシなど、公園内でよく見られる他のセミの羽はすべて透明です。
2枚目は「サルスベリの紅花」です。
夏に咲くサルスベリ。花を6月下旬~9月の長い間咲かせるため、漢字で「百日紅」と書きます。樹木によって紅色か白色の花です。「サルスベリ」の名の由来は幹にあります。樹皮がはがれた部分は、つるつるした幹のため「猿も滑りそうな樹木」というところが由来です。つるつるした幹の様子は、是非新横浜公園でご確認ください。
今回の新横浜公園フォトギャラリーでは、他にセミの羽化の写真や、オンブバッタの写真など、夏らしい写真を更新しています。フォトギャラリーリストを見て、是非新横浜公園にお越しください。
8月6日(木)と8月7日(金)に「夏休み早朝テニス教室」を行いました。
この教室は、通常のテニスボールより比重が軽く大きなレッドボールというジュニア専用のボールを使用し初めてテニスをする小学生でも簡単にテニスができるプログラムです。
教室には、テニス初心者の小学1年生から6年生まで多数の参加者がありました。
みんな真剣にコーチのお話を聞いていました。
両日とも朝からとても暑い日でした。
みんな「暑いよぉ」と全身汗だくでした。
水分補給は欠かせません。
横浜市テニス協会のコーチ2人も汗だくになりながら丁寧に教えていました。
時折出るスーパーショットにコーチから「ナイスショット!!」の声がかかると嬉しそうな笑顔が見られました。
教室の後半では、ボールを転がしながらのラリーやネットを挟んでのミニゲームができるまでなりました。
みんな元気いっぱいでした。
2日間の教室でしたが、たくさんのお友達が両日ともに参加しました。
「また来週もあるの?」とまだまだやりたそうな様子です。
夏の暑い中、ご参加いただきありがとうございました。
そして、暑い中一緒にテニスコートまで来ていただいた保護者の皆様、ありがとうございました。
実施にあたり、レッドボールとラケットはHEAD様から、飲料水をコカ・コーライーストジャパン様からご提供いただきました。
また来年の夏休みにお会いしましょう!
8月7日(金)、「新横浜公園四季折々のいきもの観察会」の3回目の観察会が行われました。
今回は「夏の特別いきもの観察会」と題し、2部構成のプログラムでした。
第1部は「池のいきもの観察会」。
鶴見川多目的遊水地である新横浜公園の北側に位置する大池に棲むいきものを観察します。講師は特定非営利活動法人鶴見川流域ネットワーキングさんです。
日産スタジアムを出発し、途中草地広場の修景池で、シオカラトンボ、ウチワヤンマ、チョウトンボなどトンボを多く見かけました。大池では、ヒシ、ヒメガマなど水辺の植物の紹介をしました。
そして、大池に棲むいきものの観察会会場へ。
少し日陰で休憩を取った後、バイオブリッツを10分行いました。バイオブリッツとは決められた時間内にいろいろな種類のいきものをできるだけ捕まえて、最後に何が捕れたか解説しながら紹介する観察会方法です。
みんな使い慣れていた網を上手に使って、虫を捕まえていました。
10分間でバッタ3種、トンボ2種、チョウ3種が捕れました。
そして第1部の目玉である池のいきものを確認するために、前日に設置した定置網を引き上げました。
定置網の中には、大きく成長したミシシッピアカミミガメが7匹も入っていました。しかし、一番大物だったのは雷魚(カムルチー)でした。体長50㎝ほどの大きさで、網から出すのも苦労しました。そして、今回入っていた中で、唯一在来種のクサガメも2匹入っていました。
手前ケース内にクサガメ、カムルチー、奥のケース内はすべてミシシッピアカミミガメ
他に、投網で捕獲したオオクチバスやブルーギルも観察して第1部は終了しました。
第2部は「新横浜公園の生物多様性」。
慶応義塾大学名誉教授の岸由二先生によるスライドを使った屋内でのお話です。
6億年前の地球全体の生物の話から始まり、新横浜公園のいきものに関する「現状・危機・希望」についてお話いただきました。新横浜公園で最近では見られなくなってしまったいきもの(ゴイサギ、キジ等)、最近見られるようになったいきもの(チョウトンボ、オオバン等)など、写真を使った、分かりやすく説明でした。参加者からは「いきものがこんなに豊富な場所だとは知らなかった。」など、新横浜公園だけでなく新横浜周辺の生物多様性を知っていただけたようです。
この四季折々のいきもの観察会は年間で全5回行われる予定です。残りは秋と冬それぞれ1回ずつです。詳しい内容や日付は専用ページをご参照ください。そして、このイベントは、㈱春秋商事様、㈱植宗エクステリア様、藤沢造園㈱様にご協賛いただいています。
今回は観察会のために特別に許可を得て網の設置を行っておりますが、普段は無断での設置は禁止となっております。また、公園内で捕まえたいきものは放してあげるなど配慮し、いきものを大切にお願いいたします。