新横浜公園フォトギャラリー8月度更新ブログです。

 今回は8枚の写真を新しくしました。その中から2枚紹介します。

 1枚目の写真は、「セミのアップ」です。

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 アブラゼミは、鳴き声が油を鍋で熱した時の音に似ていることが名前の由来です。手の中に収まるサイズのセミですが、こんなに近づいて撮影すると、迫力があります。アブラゼミは日本中に生息し、新横浜公園でも一番多く見られますが、色のついた羽のある世界的に珍しいセミです。ちなみにミンミンゼミ、ニイニイゼミ、ツクツクボウシなど、公園内でよく見られる他のセミの羽はすべて透明です。

  2枚目は「サルスベリの紅花」です。

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 夏に咲くサルスベリ。花を6月下旬~9月の長い間咲かせるため、漢字で「百日紅」と書きます。樹木によって紅色か白色の花です。「サルスベリ」の名の由来は幹にあります。樹皮がはがれた部分は、つるつるした幹のため「猿も滑りそうな樹木」というところが由来です。つるつるした幹の様子は、是非新横浜公園でご確認ください。

 今回の新横浜公園フォトギャラリーでは、他にセミの羽化の写真や、オンブバッタの写真など、夏らしい写真を更新しています。フォトギャラリーリストを見て、是非新横浜公園にお越しください。

 

 

 

 

夏休みに早起きして早朝テニス!

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8月6日(木)と8月7日(金)に「夏休み早朝テニス教室」を行いました。

この教室は、通常のテニスボールより比重が軽く大きなレッドボールというジュニア専用のボールを使用し初めてテニスをする小学生でも簡単にテニスができるプログラムです。

教室には、テニス初心者の小学1年生から6年生まで多数の参加者がありました。

みんな真剣にコーチのお話を聞いていました。

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両日とも朝からとても暑い日でした。

みんな「暑いよぉ」と全身汗だくでした。

水分補給は欠かせません。

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横浜市テニス協会のコーチ2人も汗だくになりながら丁寧に教えていました。

時折出るスーパーショットにコーチから「ナイスショット!!」の声がかかると嬉しそうな笑顔が見られました。

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教室の後半では、ボールを転がしながらのラリーやネットを挟んでのミニゲームができるまでなりました。

 

みんな元気いっぱいでした。

2日間の教室でしたが、たくさんのお友達が両日ともに参加しました。

「また来週もあるの?」とまだまだやりたそうな様子です。

夏の暑い中、ご参加いただきありがとうございました。

そして、暑い中一緒にテニスコートまで来ていただいた保護者の皆様、ありがとうございました。

実施にあたり、レッドボールとラケットはHEAD様から、飲料水をコカ・コーライーストジャパン様からご提供いただきました。

 

また来年の夏休みにお会いしましょう!


 87()、「新横浜公園四季折々のいきもの観察会」の3回目の観察会が行われました。

 今回は「夏の特別いきもの観察会」と題し、2部構成のプログラムでした。

 第1部は「池のいきもの観察会」。

 

 鶴見川多目的遊水地である新横浜公園の北側に位置する大池に棲むいきものを観察します。講師は特定非営利活動法人鶴見川流域ネットワーキングさんです。

 日産スタジアムを出発し、途中草地広場の修景池で、シオカラトンボ、ウチワヤンマ、チョウトンボなどトンボを多く見かけました。大池では、ヒシ、ヒメガマなど水辺の植物の紹介をしました。

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 そして、大池に棲むいきものの観察会会場へ。

 少し日陰で休憩を取った後、バイオブリッツを10分行いました。バイオブリッツとは決められた時間内にいろいろな種類のいきものをできるだけ捕まえて、最後に何が捕れたか解説しながら紹介する観察会方法です。

 みんな使い慣れていた網を上手に使って、虫を捕まえていました。

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 10分間でバッタ3種、トンボ2種、チョウ3種が捕れました。

 

 そして第1部の目玉である池のいきものを確認するために、前日に設置した定置網を引き上げました。

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 定置網の中には、大きく成長したミシシッピアカミミガメが7匹も入っていました。しかし、一番大物だったのは雷魚(カムルチー)でした。体長50㎝ほどの大きさで、網から出すのも苦労しました。そして、今回入っていた中で、唯一在来種のクサガメも2匹入っていました。

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 手前ケース内にクサガメ、カムルチー、奥のケース内はすべてミシシッピアカミミガメ

 

 

 他に、投網で捕獲したオオクチバスやブルーギルも観察して第1部は終了しました。

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 第2部は「新横浜公園の生物多様性」。

 慶応義塾大学名誉教授の岸由二先生によるスライドを使った屋内でのお話です。

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 6億年前の地球全体の生物の話から始まり、新横浜公園のいきものに関する「現状・危機・希望」についてお話いただきました。新横浜公園で最近では見られなくなってしまったいきもの(ゴイサギ、キジ等)、最近見られるようになったいきもの(チョウトンボ、オオバン等)など、写真を使った、分かりやすく説明でした。参加者からは「いきものがこんなに豊富な場所だとは知らなかった。」など、新横浜公園だけでなく新横浜周辺の生物多様性を知っていただけたようです。

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 この四季折々のいきもの観察会は年間で全5回行われる予定です。残りは秋と冬それぞれ1回ずつです。詳しい内容や日付は専用ページをご参照ください。そして、このイベントは、㈱春秋商事様、㈱植宗エクステリア様、藤沢造園㈱様にご協賛いただいています。

 今回は観察会のために特別に許可を得て網の設置を行っておりますが、普段は無断での設置は禁止となっております。また、公園内で捕まえたいきものは放してあげるなど配慮し、いきものを大切にお願いいたします。

 

  81()、「新横浜公園四季折々のいきもの観察会」の2回目の観察会が行われました。

 今回は「セミの羽化と昆虫トラップ観察会」と題し、セミが羽化する様子と事前に仕掛けたトラップ(罠)に集まる昆虫たちを観察しました。全5回の観察会のうち、唯一夜に行われる観察会です。

 まずは、教室でスズメバチやヘビに遭遇した時の対処法など、自然を観察するときに大切なお話がありました。これから夏休み中にキャンプなどのアウトドア活動に行く方にとっては役に立つお話でした。

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 次に公園内での観察会です。まずは、セミが羽化するポイントに行きました。時間は17時半。日が落ちていないためまだ明るく、セミが羽化するには少し早い時間です。そこで、最初はセミの抜け殻探しを行いました。

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 昨晩までに羽化したセミの抜け殻がたくさん木や草に付いていて、5分間で31個集めた参加者もいました。今回集めたセミの抜け殻はほとんどがアブラゼミでした。新横浜公園で最も多く見られるのがアブラゼミだと納得できます。

 続いては新横浜公園内を歩き、自然観察会です。オオタカが捕食した跡や水生植物など、今回のテーマであるセミと昆虫以外の話も聞くことができました。

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 途中カルガモに遭遇しました。今年生まれた子ばかりで、まだ成鳥にはなっていませんでした。

 そして暗くなり始めた頃、事前に仕掛けた昆虫トラップを順番に回りました。今回はカブトムシのメスとコガネムシの仲間のシロテンハナムグリが数匹止まっていました。カブトムシが見つかると歓声が上がりましたが、今回の観察会では、オスは見つかりませんでした。

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 一旦教室に戻り、今回仕掛けたトラップの作り方を教えていただきました。これでみんなも昆虫が集まるトラップを作れます。

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 そして完全に暗くなった19時過ぎ、最後の観察となるセミの羽化を見に行きました。木に止まったセミの背中から成虫が出る様子が観察できました。

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羽化中のセミが5匹、木を登ってこれから羽化しようとするセミも多くいました。セミの羽化の観察が子どもたちの夏休みの思い出として残ってほしいと思います。

  次回の四季折々のいきもの観察会は87()開催です。この日は、慶應義塾大学名誉教授の岸由二先生を特別講師にお迎えして池のいきもの観察会と新横浜公園の生物のにぎわいについての講演を行います。観察会の様子はまた、ブログで紹介します。

 この「新横浜公園四季折々のいきもの観察会」は年5回の観察会を予定しており、㈱春秋商事様、㈱植宗エクステリア様、藤沢造園㈱様にご協賛いただいています。また、鶴見川流域ネットワーキングさんに講師を依頼しています。

 今回観察会のために特別にトラップ設置を行っており、普段は無断でのトラップ設置は禁止となっております。また、公園内で捕まえた昆虫は放してあげるなどの配慮をお願いいたします。

 

 「いよいよ夏休み、足が速くなる絶好のチャンス」と声高らかに、走ることが好きな子、苦手な子を新横浜公園に集め、公益財団法人横浜市体育協会主催、日産スタジアムアスレティクスアカデミー(NSAA)主管で「夏季かけっこ集中講座」を開催しました。

 NSAAは、陸上競技においてトップアスリートを育て上げた高野進先生の走理論に基づき、運動の基礎である「走る・跳ぶ・投げる」ことを中心としたカリュキュラムを行っています。

 7月21日から23日の3日間、参加した皆さんは楽しく学べましたが、とにかく暑い。熱中症にならないよう配慮しながら講習を進めました。

 会場の日産フィールド小机には木陰がありません。こまめな水分補給はもちろんのこと、風通しの良い雨天走路や日産スタジアム内にある部屋をバランスよく使って、かけっこ講座を行いました。

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外で <日産フィールド小机での練習風景。体を使って、学ぶ>

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雨天走路で

<高野先生(右上)の直接指導。音楽に合わせて、リズミカルに走る>

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日産スタジアムの部屋で <今日行ったことを、頭を使って学ぶ。

それを称して、「走育」と呼びます。体で覚えるだけではないのですね>


 印象的だったのは、音楽に合わせて走りの基本動作を学ぶ、リズミックステップやリズミックラン。音楽に合わせて、みんな大はしゃぎでした。

 私が小学生の時、「走る直前に石蹴り遊びのように、ケンケンパーの動作をすると0.1秒縮まるよ」などと教えられたものですが、時代は進みましたね。

 小さい頃から走りの基本動作やフォームを身につけておくことが大事と知りました。

 <参加者アンケートから>

 ・走ることについて考えるいい機会になりました。引き続き走り方を意識した練習をしていきます。

 ・リズムに合わせて走るのが、分かりやすく楽しかったようで、家でもやっています。

 ・走ることに苦手意識のあった息子が、「楽しかった!またやりたい!」と言うようになりました。

 「夏季かけっこ集中講座」は皆さんから好評をいただきました。ご参加ありがとうございました!

 今回の参加者は100人、みんな走ることが好きになりました。

 初めて講座に参加した方は97人。NSAAには、体験コースもありますので、走ることを続けたい皆さんは、詳細をHPにてご確認の上、参加してみてはいかがでしょうか。



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