今回は、日産スタジアムのスポーツ教室の中から「ラクロスパーク」をご紹介します。
ラクロスパークは、毎月第4日曜日に投てき練習場で、初心者から経験者、本格的な競技者まで、誰でも楽しむことができます。今月は5月24日(日)に開催されました。
初めに小学生を中心に初心者が楽しむ「ラクロスわくわく体験」教室を紹介します。


写真右のラクロスコミュニケーションズジャパン代表の山口麻衣子さん(黄色のTシャツの方)他指導者の方が、子どもたちに優しく丁寧に一から基本を教えていきます。この日は16人の小学生が参加し、皆元気よく、楽しそうにラケットを振っていました。この「わくわくラクロス体験」は、もちろん大人も参加できますよ!

一方こちらはラクロス経験者の方たちのチームの練習の様子です。

アイスホッケーのような激しいボディーコンタクトや強いシュートもあり、なかなか迫力があります。
一般用のラクロスのボールは、思ったより固く、当たると大きな痣ができることも珍しくはないそうです。
写真撮影中に、あまり強くないボールが「大当たり」しましたが、それでも結構"イタイ"です。
ゴールを守る「ゴーリー」は、しっかりと防具をつけています。

そしてこの日の午後からは、大学生チーム同士の本格的な練習試合が行われました。

さすがに迫力ある見応えのあるプレーが展開されました。

ご覧のように、子どもから大人まで、初心者から経験者まで誰でも気軽にプレーし楽しめる「ラクロスパーク」是非一度参加してみてはいかがでしょうか。次回は6月28日(日)です。
詳細やお申込みは、こちらです。
水と緑が豊かな環境を持つ新横浜公園は、多種多様ないきものが生息しています。中には珍しいいきものも生息しており、そんな多種多様な新横浜公園のいきものを地域の方々に知っていただく機会として、「新横浜公園四季折々のいきもの観察会」を今年度から開催しています。
この観察会は年5回の予定で、㈱春秋商事様、㈱植宗エクステリア様、藤沢造園㈱様にご協賛いただいています。また、鶴見川流域ネットワーキングさんに講師を依頼しています。その第1回目となる「初夏をつげる鳥オオヨシキリ観察 水路の自然回復体験」を5月24日(日)に開催しました。

まずは、オオヨシキリの観察です。オオヨシキリという鳥は、初夏から日本にやってきて「ギョギョシー、ギョギョシー、ギョギョギョ・・」と鳴く鳥です。神奈川県の繁殖では絶滅危惧Ⅱ類に指定されている鳥ですが、新横浜公園には毎年やってきます。

最初は、なかなか見つけられず、アオサギやハシボソガラスなどを観察していましたが、途中で木に止まっているオオヨシキリの姿を発見することができました。

元気に鳴いているので、だいたいの位置は分かりますが、木の中に入ってしまうとなかなか見つけるのが難しい鳥です。

続いては水路の自然回復体験です。ヨシ原に営巣するオオヨシキリにとってヨシが繁茂する場所が重要になります。しかし、最近はセイタカアワダチソウという外来植物が繁茂し、ヨシ原が減ってきています。セイタカアワダチソウは他の植物の生育を阻害する物質を根から出すことで、生育範囲を拡げていきます。そのため、根からしっかり抜き、ヨシやオギなどの日本在来植物を守る作業を行いました。15人で15分行っただけの作業ですが、大分すっきり除草できました。

除草体験中

除草体験後
除草した後、そのままにしてしまうと、すぐにセイタカアワダチソウが生育してしまうため、その場所にチガヤという植物を移植しました。チガヤの穂は鳥の巣材になる重要な植物です。穴掘りは力持ちのお父さんたちの役目です。掘り取ったチガヤと同じサイズの穴をあけたら、移植し、土を踏んで締固めます。そして最後に水を与えて、この観察会は終了です。



今回は初夏らしい陽気の中での観察会となり、作業をすると少し汗をかくほど気温も上がりました。しかし、皆さんオオヨシキリも見ることができて楽しいイベントとなりました。
次回の四季折々のいきもの観察会は8月1日開催予定です。詳細が決まり次第、ホームページやメールマガジンで案内します。是非ご参加ください。
新横浜公園では、水と緑豊かな環境を生かし、未来を担う子どもたちに体験授業を行っています。今回は、「食育」についての体験授業を行いました。
「食育」とは、食を通して市民の健康や豊かな人間性を高め、元気で健康な生活を推進・啓発していくことです。「食育」について横浜市は食育推進計画を策定し、力をいれています。横浜市は大都市でありながら、実は農業が盛んな都市でもあり、教育の場でも地産地消を推進しています。
そこで、新横浜公園でも農家の方の協力を得て、食育を推進するため、農作物の体験授業を行いました。体験内容は、日産スタジアムに近い小机小学校の2年生111名にサツマイモ・サトイモの植え付けを行いました。昨年同様、2年目の活動です。

最初に横浜の農作物の話をしました。元気いっぱいの2年生たちはしっかり聞いてくれました。そして、植え方の説明をしました。
次にサツマイモの植え付けです。あらかじめ、公園スタッフが作った畦にサツマイモの苗を挿していきます。割り箸を使って1人3本、スタッフと一緒に植えていきました。元気に育つように願いを込めて、一つひとつ丁寧に植えました。


最後にサトイモを1人に一つ種芋を配り、穴の開いたところに、芽が上に来るように入れ、土を被せていきました。こちらもすくすく育つように願いを込めて植えました。


今回植えたサツマイモの苗は瀬谷区の農家の方、サトイモの苗は港北区の農家の方からご提供いただきました。また、今回の植え付け作業のサポートスタッフとして、新横浜公園の職員だけでなく、日産スタジアム運営ボランティアの方々にもご協力いただきました。皆さんありがとうございました。
そして、小机小学校2年生の皆さんお疲れ様でした。次回は、夏に雑草抜きと農家の方のお話を予定しています。それまでに苗が元気に育ってくれるよう、皆さま温かく見守ってくださいますよう、よろしくお願いいたします。
ヘイケボタル通信33です。
ヘイケボタル復活プロジェクトも8年目となりました。この活動は、市民活動支援事業として、特定非営利活動法人鶴見川流域ネットワーキング(以下TRネット)さんに活動していただいています。
5月16日。この日は、小雨が降ったりやんだりとあいにくの雨でした。今回のイベントでは、ホタルの説明、セイタカアワダチソウの除去作業、ヘイケボタルの幼虫の放流、自然観察会を行いました。
最初はヘイケボタル復活プロジェクトについての説明をしていただきました。

昔は、田園風景でヘイケボタルが飛んでいたこの地域に、再びヘイケボタルを復活させようと始めた活動です。放流記録などの、これまでの活動も紹介していただきました。
次に、水路に生えているセイタカアワダチソウ(外来種)の除去を行いました。オギやヨシなどの日本古来の植物を残すために、外来種を除去することが重要です。ホタルとの関係性はありませんが、日本の原風景を復元することもこの活動の一つです。


セイタカアワダチソウは、根を伸ばして増えるため、しっかり根まで抜きます。この時期なら草丈が短いので、簡単に引き抜くことができます。
次に、ヘイケボタルの幼虫を放流しました。

この幼虫は、鶴見川流域の遺伝子を持つヘイケボタルで、TRネットさんが繁殖したものです。今回放流したのは約300匹。前回の活動と合わせて、今年は約450匹放流しています。順調にいけば6月下旬頃に飛翔する姿が見られるかもしれません。楽しみにしてください。
最後に、新横浜公園の自然観察会を行いました。色々な場所で見られるシロツメクサから、新横浜公園にやってくるオオヨシキリ(営巣:神奈川県絶滅危惧Ⅱ類)など、幅広く説明していただきました。

次のホタル活動は、6月下旬のホタル観察会です。もしかしたらホタルが見られるかもしれません。詳しい日程や内容は今後、スタジアムホームページやTRネットさんのホームページでご案内します。チェックして観察会に参加しましょう。
新横浜公園フォトギャラリー5月度更新ブログです。
今回は、公園利用者の皆さまから投稿をいただきましたのでご紹介します。
まずは、すのびたんさんからいただいた写真です。

平成26年10月6日に撮影された「台風一過の夕暮れ」です。昔、この地域では大雨が降ると鶴見川が氾濫し、洪水による被害が出ていました。その洪水対策として、多目的遊水地である新横浜公園ができ、遊水地機能を発揮した時の写真です。まだ水が公園内に残っていて、夕焼けが綺麗に映った写真です。
続いては、Borrachoさんからいただいた写真です。

平成27年4月18日に撮影された「可憐に咲くサクラソウ」です。サクラソウ前線で紹介しているとおり、横浜さくらそう会の方に活動していただき、新横浜公園内には毎年花を咲かせています。地元の小中学校にも協力いただいて、今では、この公園の代表的な花となっています。4月中旬の見頃の時に撮影され、タイトル通り可憐な花をつけています。すでに花は散ってしまいましたが、来年に向けてサクラソウも動き出しています。
写真をご投稿いただき誠にありがとうございました。この新横浜公園フォトギャラリーはプロアマ問わず、来園者が撮影した写真を募集しています。新横浜公園内で撮影した写真を是非ご応募ください。