サクラソウ前線62

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 今年度も残すところ、あと3日となりました。

新横浜公園もすっかり春の陽気となり、公園内の植物は、春らしい姿になってきました。ここ最近のスタッフブログでは、桜の開花情報をお伝えしていますが、新横浜公園の「サクラ」と言えば、ソメイヨシノなどの樹木の桜ではなく、「サクラソウ」を思い浮かべる人も多くいるでしょう。

 そのサクラソウもようやく開花しました。

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 こちらの満開予想は4月20日前後です。

 今年のお花見のスケジュールには、新横浜公園のサクラソウも入れてみてはいかがでしょうか。

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桜開花情報(開花)

 新横浜公園の桜の状況です。神奈川県の2015年の桜開花日は3月23日(気象庁より)でしたが、新横浜公園の2015年開花日は少し遅れて27日となりました。

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 開花日の決定方法は前回のブログで紹介しましたが、新横浜公園の開花日を決定する標本木は、日産フィールド小机の桜です。

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 新横浜公園は全体的に少し開花が遅れているようで、北側園地の園路沿いに植栽されているソメイヨシノは、まだほとんど花をつけていません。しかし、週明けも気温は高めと予想されており、次々と花を咲かせることでしょう。満開予想日は4月5日です。

 次回からは桜見頃情報としてお届けします。お楽しみに。

 

 

 最後に、まだ花を咲かせていないヨコハマヒザクラ、白い花が満開のユキヤナギの状況です。

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新横浜公園フォトギャラリー3月度更新ブログです。

 今回は9枚の写真を更新しました。そのうちの2枚を紹介します。

 まず、1枚目は3月16日に撮影した「ヤナギの開花」の写真です。

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 新横浜公園には、ヤナギは数種類植栽されていて、種類によって花をつける時期が少し違います。この写真はシダレヤナギですが、本種同様ヤナギは全般的に目立たない花を咲かせます。ちなみに、3月23日現在見頃を迎えているユキヤナギは白く綺麗な花を咲かせますが、ユキヤナギはヤナギの仲間ではなく、実はバラの仲間です。

 

 続いては、2月19日に日産フィールド小机で行われた港北消防署の消防訓練の写真です。

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 大規模災害時の緊急物資輸送や救急搬送などを想定したヘリコプター訓練です。写真は、水難災害により、川の中州に取り残された想定で人を救出するところを撮影したものです。訓練後はヘリコプターの展示も行われ、当日来ていた親子連れなどで賑わいました。

 

 これらの写真の他には、つくしや、ソメイヨシノなど春らしい写真が更新されています。新横浜公園もコブシ、レンギョウなど春に咲く樹木が満開になってきました。春休みを利用して、新横浜公園へお越しください。

桜開花情報(1輪)

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 新横浜公園の桜の状況です。

 3月22日の前回の桜開花情報から1週間が経ちました。1輪ですが、新横浜公園内のソメイヨシノの花を確認しました。

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 場所は、草地広場周りの園路脇です。

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 この一帯の樹木は植栽されてまだ2,3年のため、日産フィールド小机のソメイヨシノに比べるとまだまだ小さいです。いつかこの桜も成長し、満開になるのが楽しみです。

 日産フィールド小机周辺のソメイヨシノ、U字橋付近のヨコハマヒザクラは、ともに花のつぼみが膨らみ、つぼみの先もピンク色になってきました。どちらも花を咲かせるのは、もう間もなくです。それぞれの植栽場所は前回のブログをご参照ください。

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 ヨコハマヒザクラ

 

 さて、桜の「開花」については、基準が定められています。その地方ごとの標本木のソメイヨシノが、どれだけの花を咲かせたかが基準になります。「開花」の判断は、その標本木の花が5~6輪咲いたら「開花」となります。

 この日は、久しぶりに日中天気が良く、暖かい気候のため、神奈川県の開花宣言ももう間もなくでしょう。

 また次の桜の開花情報をお楽しみに。

 

 

ヘイケボタル通信32

 ヘイケボタル通信32です。

 ヘイケボタル復活プロジェクトを開始して丸7年が経過しようとしています。特定非営利活動法人鶴見川流域ネットワーキング(以下TRネット)さんが市民活動支援事業として今年度も様々な活動をしており、今回が今年度最後のイベントとなりました。

 今回のイベント内容は昨年11月の活動と同様、水路のいきもの観察会と外来種(セイタカアワダチソウ)の除去を行いました。そして最後にヘイケボタルの幼虫を放流しました。

 まずはホタルについての説明です。ホタルは何種類くらいいるの?ホタルの一生ってどのくらいなの?どういう環境で住み着くの?など、絵や図を交えて分かりやすく説明していただきました。

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 続いて、長靴を装着し、網を持って水路の生き物調査を行いました。

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 アメリカザリガニやオタマジャクシ、ヤゴ、エビ類、貝類など、約11種類の生き物を見つけることができました。ホタルが住み着く環境で重要となるのは、天敵とエサです。アメリカザリガニは天敵となり、貝類のサカマキガイはエサになります。すなわち、貝類が多く、ザリガニが少ない方が、ヘイケボタルが住み着く環境としては最適です。

 

 次に、水路に生えているセイタカアワダチソウの除去を行いました。ホタルと密接な関係はありませんが、日本古来の植物を残すためにも外来種を除去することが重要になります。

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 この時期はまだ、地べたに張り付いており、抜くのが難しいですが、根気よく丁寧に抜けば、綺麗に根から取り除くことができます。セイタカアワダチソウは種だけでなく、地中に伸ばす茎で拡がっていくので、根をしっかり抜くことが重要になります。

 誰が一番長い根を抜くことができたか比べっこです。

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 最後にヘイケボタルの幼虫を放流しました。

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 今回放流したのは約150匹。この幼虫は、鶴見川流域の遺伝子を持つヘイケボタルで、TRネットさんが繁殖したものです。

 来年度以降もホタル復活プロジェクトは引き続き行われる予定です。またヘイケボタル通信で報告しますので、お楽しみに。

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